稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の今年の目標は「主演映画第2弾」と「音楽番組にもっと出たい」

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2025年01月09日 20:10  週刊女性PRIME

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左から香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎 撮影/廣瀬靖士 ヘアメイク/金田順子(稲垣)、荒川英亮(草なぎ)、石崎達也(香取) スタイリスト/黒澤彰乃 衣装協力/ネフォロジスト

 '24年はファンミーティングに始まり、『ワルイコあつまれ』や『ななにー 地下ABEMA』などのレギュラー番組や、ドラマ、映画、舞台への出演。

 アーティストとしても、稲垣がソロ曲『SEASONS』、草なぎ、香取からなるユニットSingTuyoが『眩しい未来』を配信するなど、多忙な1年に。そんな3人にパーティー気分を味わってもらいながら、今年の新たな抱負を語ってもらった。

25年に3人でやりたいことは?

─今年、3人でやりたいことはどんなことですか?

草なぎ「やっぱり映画! 『クソ野郎と美しき世界』の第2弾をやりたいですね。あとは3人での舞台をやりたい! 昨年、『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』で東京ドラマアウォード主演男優賞に選ばれたんですよ。そのときに、脚本家の三谷幸喜さんとお会いして、3人で舞台やりたいから脚本書いてくれるように頼んどいたのよ。慎吾とは2人でやったことがあるから今度は3人でって」

香取「『草なぎの言うことを聞かなくていいですよ』って三谷さんに謝っておきました(笑)

草なぎ「えー、僕には“わかりました”って目を見て言ってくれたよ。慎吾と2人でやった舞台『burst!〜危険なふたり〜』だってラジオで三谷さんにお願いしたら実現したじゃない。言わなきゃ始まらないし、言っとくべきなのよ。東京ドームでやるのもいいよね

香取「東京ドームでライブをやるとか昨年、『with MUSIC』(日本テレビ系)で言っちゃったじゃない。だから今回、僕が『Circus Funk』っていうアルバムを出したときに東京ドームライブはいつやるのかって取材の記者さんに聞かれましたよ。草なぎさんのせいだから(笑)

─稲垣さんは、今年挑戦したいことは何かありますか。

稲垣「僕は音楽番組に出る機会をもっと増やしたいかな。『with MUSIC』に呼んでいただいて司会の有働由美子さんや松下洸平さんとお話ししたり、すごく楽しかったから

草なぎ「あれさ、慎吾ちゃんはお客さんの前で歌う機会があるけど、吾郎さんと僕なんて歌番組にずっと出ていないからさ、棒立ちになっちゃって。もうどっかから駆り出されてきた人みたいになっちゃって(笑)。吾郎さん、あのとき、観覧のお客さんに『俺を見ないでほしい』って言ってたもんね

稲垣「お客さんの反響があってすごい良かったんですけど、逆に久々すぎて緊張しちゃって(笑)。だからね、音楽番組にはときどき呼んでいただかないと

香取「うん、楽しかったし3人でまた呼んでもらいたいよね

稲垣吾郎

─'24年はドラマ『燕は戻ってこない』、映画『あんのこと』、公演中の主演舞台『No.9―不滅の旋律―』などの作品に出演されていました。どんな一年でしたか?

プライベートの時間もありましたし、猫も3匹になって。穏やかに、いつもどおり変わらず生活した一年という感じですね

充実した365日を送りたい」

─『No.9』で演じていらっしゃるベートーヴェンが実は人たらしだったと知って「僕もそういう面がある」と。一方、ラジオでは「人見知りなところがある」とも話されてい

て。この2つは吾郎さんの中で共存していますか?

 「両方の面がもちろんあると思うけれど、基本的には人見知りですね。時間をかけて仲良くなっていくことを大切にしているかも。そうやって築き上げた人間関係は説得力もあると思うし

─人たらしな面は?

「それは、この仕事をやっているからというのがあると思います。初対面でも深いところまで話したりしますからね。人たらしっていうとちょっとネガティブに捉えられちゃうかもだけど

─そして、1月10日から『晴れたらいいね』と『ペンション・恋は桃色 season3』が配信されます。

 「『ペンション』の主演、リリー・フランキーさんには20代のころからお世話になっているんですけど、一緒にお芝居はこれまでなくて。ずっと俳優のリリーさんと共演したいと思っていたので、願いが叶いました。『晴れたらいいね』は軍医役。戦時中のつらく苦しい状況を生きる登場人物たちをぜひ結末まで見届けていただければと

─'25年はどんな年に?

3人でのお芝居もまた久しぶりにやりたいし、毎年言ってますけど意欲的に、そして心は穏やかに。一日一日を大切に、充実した365日を送りたいですね

 オーケストラでやってみたいパートは?

ピアノ協奏曲とかのソリスト。指揮者も憧れます。楽譜と音が全部頭に入っていて、すべての演奏者の音も聞こえているという、その感覚を体験してみたい。でも中心に立って指示を出してっていうのは、素の自分には絶対無理だな。演技じゃなきゃできないですね。だから稽古で普通の服を着てやってるときは、ちょっと恥ずかしかったです(笑)

舞台『No.9―不滅の旋律―』1月11日から福岡・久留米シティプラザ、1月18日から大阪・オリックス劇場、2月1日から静岡・アクトシティ浜松にて上演『晴れたらいいね』Prime Videoにて1月10日より配信『ペンション・恋は桃色 season3』FODにて1月10日より配信

草なぎ剛

─'24年を振り返ってみて、どんな一年でしたか?

“初”が多かった一年だったな。朝ドラ(『ブギウギ』)も初だったし、映画『碁盤斬り』は初の本格的時代劇で、ドラマ『誰も知らない明石家さんま』は、さんまさん役で初のお笑い芸人役を演じさせてもらったし。まだまだ新しいことにチャレンジできるんだと思いました。だから……、“シン・つよぽん”な年でしたね(笑)

緊張感を持って新年を迎えるのもいいな」

─ヴィンテージデニム展『STAY BRAVE』も“初”でしたね。

そうそう。自分が所有してるヴィンテージデニムを展示して、自分で文章を書いて本を作ったり、大変だったけど楽しかった。今、世界的にヴィンテージが流行っててタイミング的にも良かったと思います

─そして今年は、昨年から上演中の主演舞台『ヴェニスの商人』でスタートを切りました。

 「もうすぐ大千穐楽を迎えちゃうんですけど、年越しの舞台っていいものですよ。セリフを忘れちゃったらまずいなとか、おせちを食べすぎて役に戻れなかったらどうしようとかは考えるけど(笑)、今年もやるぞっていう緊張感を持って新年を迎えるのもいいなって思いました

─また今年は、Netflixで主演映画『新幹線大爆破』の配信もありますね。

樋口真嗣監督と『日本沈没』以来17年ぶりのタッグを組みました。前作は50年前で、僕が尊敬している高倉健さん主演作だったこともあって、それもうれしかったし、みなさんの期待をさらに超える面白い作品になったのでぜひ見てほしいです

─今年の目標は?

もっとギターを上達させたい! そして今年こそは『はっぴょう会』をやりたいです。新曲を3曲作れたらできるんだけど、まだできてなくて……。うーん、もう3曲できなくてもやっちゃおうかな!(笑)

もし動物と話せるとしたら?

くるみ(愛犬)が去年12月で8歳になったんですよ。もし話せたら、8歳になった感想を聞いてみたいな。普段から話しかけてはいますよ。犬って人間の3歳児の知能があるっていわれているから、僕の言ってることを理解してるような気もするけど、でもおしっこを失敗したりするんだよね。かまってあげられてないときにするから、抗議してるのかな。そこがまた可愛いんだけど(笑)

舞台『ヴェニスの商人』1月10日まで愛知・御園座で上演。映画『新幹線大爆破』Netflixにて今年配信

香取慎吾

─1月9日から主演ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』がスタートしますが、香取さんにとって“最低男”とは?

自分の利益だけを考えて人のことが考えられないとかかなぁ。僕が演じる一平おじさんという役はまさにそんな感じなんです

本当の思いをビシバシお伝えする」

─昨年、配信リリースされたアルバム『Circus Funk』では、中森明菜さんなどさまざまな方とコラボされていました。香取さんの人柄の賜物だと思うのですが、人間関係で心がけていることは?

気をつけていることは、“本気”ということ。接していて『一緒にやりたい』って言っても熱量がない人ってわかっちゃう。だから自分が一緒にやってほしいと思う人には本当の思いをビシバシお伝えする、ということを心がけています

─明菜さんにも本気のアプローチを?

はい。スタッフさんが明菜さんにお願いのメールを送るっていうときに、“ちょっと待った!”って言って僕の思いをスタッフさんの文章の最後に加えさせてもらいました。“一緒に歌いましょう!”って。『TATTOO』はずっと好きな曲で、カバーさせてもらうっていう話だったんだけど、もう一歩進んで“一緒に歌いましょう”って(笑)

─春には全国ソロツアーも控えていますが'25年の香取さんのテーマは?

それこそ『Circus Funk』は“サーカス”の“ファンク”に乗りまくってというライブを想定して作ったアルバムなんです。だから明るい一年になるんじゃないかな。全国ソロツアーというのは人生初になるから。昨年の『Black Rabbit』でも全国を回ったけど、追加公演という形だったので、正式な全国ツアーじゃなかったから(笑)

─ドラマにツアーに大忙しですね。

“俺なんてピエロだ”っていう思いが久々に復活してきて(笑)。サーカスにはピエロがつきものだからちょうどいいか」

こんな超能力が欲しい!

瞬間移動かな。いや、でも移動の時間にセリフを覚えたり、いろいろインプットすることが多いから移動がなくなったら困るか。いや、でももっと時間ができてもっとやれるはずだからやっぱり瞬間移動で(笑)

取材・文/今井ひとみ(稲垣)、花村扶美(草なぎ)、加藤麻江(香取、座談会) 

ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』 1月9日スタート フジテレビ系 木曜夜10時〜『香取慎吾 × WOWOW 3カ月連続特集』「香取慎吾 “Circus Funk” Festival」2月放送・配信ほか

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