俳優の唐沢寿明が主演し、鈴木保奈美が共演するテレビ朝日系木曜ドラマ『プライベートバンカー』(後9:00)の初回拡大スペシャルが9日に放送された。初回ラストの急展開に驚きの声が寄せられた。
【写真】劇中に自前のプライベートジェット&超高級車とともに登場した前澤友作氏 プライベートバンカーとは、富裕層を相手に資産管理や資産形成の助言を行う“マネーのプロフェッショナル”。その中でも、圧倒的な金融知識と人脈を持ち、富豪たちの資産や利益を守るためなら何でもやる悪魔的凄腕プライベートバンカーが、相続争いや愛人問題、裏金疑惑など、資産家一族に渦巻く“金”にまつわる数々の問題を、卓越した金融スキルと、予測不能の多彩な手段で鮮やかに打破していく痛快マネーサスペンス。
初回は、ひと際卓越したスキルを持つ凄腕プライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)は、資産7000億の大富豪である天宮寺アイナグループの社長・天宮寺丈洋(橋爪功)からプライベートバンカーの依頼を受ける。その最初の要望は、丈洋がこよなく愛するだんご屋さんの窮地を救ってほしいというもの。
だんご屋さんの社長・飯田久美子(鈴木保奈美)は、店を継続するために融資が必要だったため、銀行の担当者・東堂誠也(袴田吉彦)に相談したところ、投資を提案される。金融知識が全くない久美子は、試しに行った投資ですぐに高額は配当金が入り驚いていると、東堂から畳みかけるように融資したお金で追加投資を提案され、話に乗っかるが…その直後、投資先の企業が経営破綻し、久美子は5億円もの借金を背負うことになる…というストーリー。
終盤には、庵野の計らいにより5億円の借金が帳消しになるのだが、丈洋から新たに「家族から資産を守ってほしい」という依頼を受ける。そんな中、ラストシーンでは安井順平演じる天宮寺家の長男・努が出血し倒れている衝撃のシーンで幕を下ろした。
それまでコメディチックに進んでいた本作の、いきなりのサスペンス要素にSNSでは「初回から退場なの?!」「や、安井さんもう死んだの?」「サスペンスの予感!」「きな臭くなってきたな」「まさかのホラー要素もあるのか」「考察しがいがある」などの反響が寄せられていた。