東京都新宿区の路上で通行人に暴行を加えて現金などを奪ったとして、警視庁少年事件課は10日、大阪府茨木市に住む無職の少年(17)と、東京都荒川区の大学1年の男性(19)を強盗傷害容疑で逮捕したと発表した。
警視庁によると、大学生は容疑を認め、「事件直前に路上でたばこを吸っていたら、少年から『ライターを貸して』と言われ知り合った」と供述。さらに少年から「見張りをするだけで金を渡す」と言われたと話しているという。少年は「知らない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は2024年11月9日午前4時5分ごろ、新宿区百人町1の路上で、会社役員の50代男性に「金を出せ」と言いながら特殊警棒で顔を数回殴って下顎(したあご)の骨折など全治約1カ月のけがをさせ、現金約3万円などが入った財布を奪ったとしている。【加藤昌平】
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