ロシアと同盟関係にあるベラルーシで去年7月に拘束された日本人男性の初公判が非公開で行われました。
ベラルーシにある日本大使館などによりますと、首都ミンスクの裁判所で10日、去年7月に拘束された元日本語講師・中西雅敏さんの初公判が非公開の形で行われたということです。
中西さんは軍事施設を撮影するなどして、スパイ活動を行ったとして当局に拘束されていて、ベラルーシ国営テレビは去年9月に中西さんに関する特別番組を放送していました。
地元の独立系メディアは、有罪となれば最長で7年の禁錮刑になる可能性があると報じています。
日本大使館は裁判が始まったことを受け、「邦人保護の観点から引き続き支援していく」としています。
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ベラルーシでは、先月にも高架橋を撮影していたなどとして、日本人が当局に拘束されています。