日米首脳会談「できるだけ早く」＝首相、アジア重視共有目指す

　【ジャカルタ時事】石破茂首相は１１日、トランプ次期米大統領との初めての首脳会談について「双方の日程を踏まえ、できるだけ早期に実現したい」と述べた。訪問先のインドネシアで記者団の質問に答えた。日本政府は２０日の大統領就任後、早ければ２月の首相訪米を模索している。

　トランプ氏には東南アジアへの関心が薄いとの指摘が出ている。これに関し、首相は「この地域に外交的に関与していくのは米国にとっても非常に重要だ」と強調。「日米がこの地域のために手を携えて努力していることがインド太平洋、全世界の平和と安定に大きく寄与することについてトランプ氏と認識の一致をみたい」と語った。