星野知也に加え吉田愛乃助がJSB1000にスイッチし2台、ゼックはST1000継続。TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWが2025年チーム体制発表

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2025年01月11日 21:00  AUTOSPORT web

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東京オートサロン2025で参戦体制を発表したTONE RT SYNCEDGE 4413 BMW
 1月11日、BMWのマシンで全日本ロードレース選手権、FIM世界耐久選手権(EWC)を戦っているTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWが今年も東京オートサロンTONE ALPHA(TONE)ブースで2025年シーズンの体制発表を行った。

 今年もライダーラインアップは変わらないが、星野知也に加え、全日本ロード参戦3年目となる吉田愛乃助がJSB1000クラスにステップアップし2台体制となる。“ゼック”ことジェゲデ・ゼガライヤ・クワミは、引き続きST1000クラスにエントリーする。星野は、マシンのセットアップとダンロップタイヤの開発を担い、吉田とゼックにはさらなる成長を促していくと言う。

「今シーズンもTONE RT SYNCEDGE4413 BMWからJSB1000クラスに参戦できる事をうれしく思います。吉田愛乃助選手も同じJSB1000クラスとなり一緒に走る機会が増えるので、彼が成長できるようにサポートしていきたいと思っています。また、自分自身も昨年以上の結果を求めて努力して参ります。応援よろしくお願いいたします」と星野。50歳を過ぎても自己ベストを更新するなど進化を続けており、後輩、吉田の育成にも力を入れている。

 吉田は「JSB1000クラスを走りたい思いが強く、フル参戦できることを大変うれしく思っておりますし、チーム、スポンサーの皆様に感謝いたします。昨年は、ST1000クラスでポイントを獲得することができましたが、まだまだトップとの差を実感しました。周りのライダーのレベルが大変高く、自分が未熟であることを痛感いたしました。今年は JSB1000クラスで星野さんの走りを近くで見ることができるので、色々なことを学ばせていただき成長できるよう一生懸命頑張ります」と語った。

 ゼックは「2024年は、たくさんの方々に応援とご支援いただき、ありがとうございました。2025年もTONE RT SYNCEDGE4413 BMWで全日本ロードST1000クラスに参戦することとなりました。今シーズンは、引き続きライディングとレース技術を大きく前進させ、EWCやワールドスーパーバイクでレースをする目標に向かって、チームからできる限り多くのことを学びたいと思っています。今年もご支援を賜りますよう、お願い申し上げます」とコメント。自己ベストの更新はもちろん、その先を目指す。

「2025年も東京オートサロンTONE ALPHAブースにて体制発表できることをうれしく思います。私たちチームの目指しているEWCフル参戦に向けてしっかりと準備をして、整ったら参戦する事が目標です。全日本選手権という場所でライダーやチーム力の向上をさせ、世界で通用するように頑張りたいです。皆さん応援よろしくお願いいたします」とチーフメカニックの高村嘉寿。来年のEWC参戦に向け、しっかり体制を整えタイトルを狙いたいと語っていた。

「今年は昨年同様の体制で全体の底上げを図りたいと考えています。体制を維持しレースへの取り組みを改善することで、結果としてレースの成績を向上させる狙いです。チーム全員で力を合わせて挑戦を続けてまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします!」と山下監督。EWCフル参戦に向けて、愛乃助とゼックの成長に期待していると言う。

 昨年の鈴鹿8耐では、2019年以来となるSSTクラス優勝を果たし、チーム力を証明した。2026年のEWCフル参戦という目標に向けて、チーム力の底上げを図る。

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