Merci Merci2・22過去最大規模のワンマンライブ 目標の日本武道館への第1歩

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2025年01月12日 05:02  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

笑顔をみせるMerci Merci。左から石川英利佳、高橋七海、本條杏実、内田ゆめ、齋藤栞、藤井貝吏、下地芽衣

各有名大の女子大生を中心としたユニット「キャンパスクイーン」から選抜された、現役&卒業生で結成された7人組アイドルユニット「Merci Merci(メルシーメルシー)」が、2月22日に東京・渋谷Duoで過去最大規模のワンマンライブを開催する。コロナ禍の中での結成から3年。メンバー7人それぞれが専門性が高い得意ジャンルを持ち、個の能力を発揮する超個性派集団に成長し、目標の日本武道館への第1歩を踏み出す。


   ◇   ◇   ◇


Merci Merciは21年7月10日に結成し、同21日にデビューシングル「君と紡いだ二人の夢は…/拝啓 臆病だったあの日へ」をリリースした。21人体制だったが、22年1月に2期生5人が加入して16人体制に。23年5月に3期生が加入。そして昨年11月に、3人の4期候補生から1人だけ正式メンバーとなった高橋七海(20=武蔵野大)を加え現体制となった。


7人それぞれが特技を持つ。1期生の齋藤栞(26=フェリス女学院大卒)はボクシング、内田ゆめ(25=東京女大卒)は現役東京ドームビール売り子NO・1、本條杏実(25=洗足学園音大卒)は日本舞踊を突き詰めた美しい立ち姿が魅力。高橋も、ミニバスケットボールで東北大会2位の実績を持つ。


コロナ禍真っただ中に結成したため、ファンと触れ合う機会を作ることが難しく、志半ばでユニットを去ったメンバーもおり、2月のライブに懸ける思いは強い。内田は「デビュー当時は、無観客のカメラの前で踊った。お客さまの前でパフォーマンスできるのは当たり前じゃない。やりたくても続けられなかった子の気持ちも背負い、責任を持ってステージに立つ」と、かみしめるように語った。


結成から3年が経過し、2期生の藤井貝吏(23=甲南女大卒)までの4人は大学を卒業したが、齋藤は「大人の魅力を出せる」と深みを増したと捉えている。強い個性が1つのグループとして集結し、多才な色を放つ一方、グループとして歩んでいく中で経験した悲しみまで背負う…。まるで昭和の戦隊ヒーローのような、血肉の通ったグループへと成長してきた。


ライブでは、待望の初の握手会も行う。内田は「デビュー当時から、ずっと思ってきた、武道館に立ちたいという思いの1歩として、全力を出したい」と拳を握り締めた。【村上幸将】


◆Merci Merciメンバーの特技


<1期生>


齋藤栞:湘南ひらつか七夕まつりの織り姫を経験。神奈川県の電車旅を発信し、TikTok(ティックトック)フォロワー42万人


内田ゆめ:昨年12月のホノルルマラソンでフルマラソンに初挑戦し4時間40分20秒で完走


本條杏実:日本舞踊は花柳流に取り組み、着付けもお手の物。和太鼓も得意


<2期生>


藤井貝吏:ピアノ


<3期生>


石川英利佳(22=成蹊大)ミス・アース東京大会トップ8。ギターはエレキ、アコースティックの二刀流


下地芽衣(22=国学院大)クラシックバレエ歴17年。コンテンポラリーダンスも


<4期生>


高橋七海:バスケットボール

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