天台宗の僧侶でもある異色の上方落語家、露の団姫(つゆの・まるこ、38)が12日までにX(旧ツイッター)を更新。高校時代に見ず知らずの人から被害を受けたことによる裁判で「和解」に至った過去を明かし、思いをつづった。
団姫は「高校生の頃、『トラブル』ではなく、見ず知らずの人から一方的に『被害』に遭い、裁判をしたことがあります」と告白。「このときは刑事では扱えない案件だったため民事でしたが、結果は『和解』でした」と明かし「でも、この『和解』は私が納得したわけではなく、相手の経済状態だとこれが限界では、という落とし所でした」と経緯を説明した。
「私が受けた被害は解決するためにかなりのお金がかかることでしたが、受けた被害と、それにより未来に起こりうるさらなる被害への対応ではなく、相手の経済状態が優先された『和解』に、本当にショックを受けました」と当時の思いを振り返りつつ「私は今でもこの結果には納得していませんし(相手に対しては今ではなんのも感情もありませんし、許しています。)、『和解』や『示談』の案件を見聞きした人は、その背景や、当事者の気持ちをもっと深く考えて欲しいと願っています」と思いをつづった。
また、続く投稿で「あと、当事者以外の人たちが被害を訴える人に対して『示談になったんやろ!』『不起訴になったんやろ!』と、それらを免罪符として投げつける行為がなくなりますように」と願った。
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