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13日(月:祝)成人の日は、関東など太平洋側は晴れて、青空バックに晴れ着が映えそうです。夜は、ほぼ満月の「ウルフムーン」と、国際宇宙ステーション(ISS)/「きぼう」を見るチャンス。太平洋側を中心に楽しめそうです。
●13日(月:祝)成人の日 太平洋側を中心に晴れ
明日13日成人の日は、関東など太平洋側は天気が回復し晴れ間の広がる所が多いしょう。ただ、午前中は、名古屋周辺で雪や雨の降る所があるため雨具があると安心です。
北陸など日本海側は、上空の寒気の影響で午前を中心に雨や雪で、雷を伴う所もあるでしょう。局地的に雨脚が強まり、山沿いでは湿った重い雪の強まる所がありそうです。午後は雨や雪エリアは狭くなる見込みです。
12日(日)は山沿いを中心に積雪となった九州も、日中は晴れ間の出る所が多いでしょう。峠を越える車は、冬装備を万全に行い、急ブレーキや急ハンドル、急発進など「急」のつく運転は控えましょう。また、朝は市街地でも路面の凍結に注意が必要です。橋や歩道橋の上、トンネルの出入り口付近、交差点・カーブ、日陰などを歩く際は特に注意が必要です。
最低気温は、全国的に平年並みでこの時期らしい冷え込みとなるでしょう。最高気温は、12日(日)より高い所が多く、西日本や東日本では10℃を超え、東京都心は14℃まで上がる見込みです。ただ、北よりの風がやや強く、数字ほどの暖かさはないでしょう。式典などは暖かくしてお出かけ下さい。
●13日夜 ほぼ満月「ウルフムーン」がお出迎え
今年最初の満月は、1月14日(火)午前7時28分頃なので、13日(月:祝)成人の日の夜は、ほぼフルムーンがお出迎え。成人の日を祝福してくれます。関東など太平洋側を中心に、きれいは月が眺められそうです。
満月には英語圏で様々な呼び名があります。4月は「ピンクムーン」、6月は「ストロベリームーン」などと月ごとに呼び方が変わります。1月の満月は、狼が空腹で遠吠えをする頃なので「ウルフムーン」と呼ばれます。このような呼び名を思い出しながら、月を眺めてみるのも良さそうです。
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●13日18時過ぎ 国際宇宙ステーション(ISS)/「きぼう」を見るチャンス
13日は、ほぼフルムーンの他にもお楽しみがもう一つあります。18時過ぎ、国際宇宙ステーション(ISS)/「きぼう」を見るチャンスです。ほぼ全国的に見えやすい角度となり、関東など太平洋側を中心に見られそうです。
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」とは、その中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで、地球の周りを回っていて、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。
上の図は、今日1月13日(月:祝)の「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。18時15分頃から観察のチャンスがあり、九州〜北海道にかけて各地で見やすい角度となります。見え始めから見え終わりまでは3分程度です。
明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。
13日(月:祝)成人の日の夜は、各地でグッと冷え込みますので、暖かくしてお楽しみ下さい。
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