尊敬できない上司の元で働きたいとは思わないだろう。投稿を寄せた40代男性の職場には社用車が100台近くあり、それらを点検、管理する社員がいる。
男性が「こんな上司はいらない」とウンザリしているのは、その管理責任のトップにあたる「60近いおじさん」だ。あるとき、こんな事があった。(文:長田コウ)
「残念ですが追突事故が起きました。原因はくしゃみによるものです」
社用車で事故が起きるのもよくあることだった。
「それなりに台数があるとちょこちょこ事故の報告やぶつけた、擦ったなどの報告が入ります。その都度そのおじさんがあーだこーだ注意喚起を知らせるLINEを全社員に送ってきます」
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ただ、その実態は「夕方は早めにライトをつけましょう」や「交差点ではよく確認しましょう」など、誰でも簡単に思いつく内容ばかり。それを知ってか、社員の誰もがまともに見ている様子はないという。
そんなある日、社用車で追突事故を起こしたという報告が入った。
「原因は私の予想だと居眠りじゃないかなーって思いますが、その社員はくしゃみをしてしまい追突してしまったと説明してきました」
それを聞いた上司は、「今後、そのような事故が起きない為に対策を講じないといけないね!」とやけに張り切り出したのだ。
「平社員とその周りにいた社員を緊急会議だと呼び出し、会議室を使い3時間ほど対策会議(自称)を開いて何か話し合ってました」
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3時間もの話し合いと聞けば、どれほどの対策が練られたのか、と期待してしまう。しかし、共有されたアナウンスは呆れてしまうものだった。
「翌日、そのおじさんから全社員にLINEがきました。『残念ですが追突事故が起きました。原因はくしゃみによるものです』対策としては……『目を開けてくしゃみをしましょう』」
これに男性は、「とても大の大人、数人が数時間話した結論だとは思えない内容」と呆れた様子で、上司に対する本音も明かした。
「居ても居なくても特に何の影響も無いけどアホすぎてとてもじゃないけど上司としてまじで要らないです」
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