「内輪ノリがすぎる」福田雄一監督の最新作が酷評、豪華俳優にくだらないことをさせる“お家芸”

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2025年01月13日 07:10  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

福田雄一監督 撮影/週刊女性写真班

【神×仏×天使×悪魔が入り乱れる 超スペクタクルコメディ】

 12月20日に公開された映画『聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団』の宣伝コピーだ。錚々たる役者が名を連ねたポスターも期待感を煽る。

《大学生の学祭実行委員のノリ》

 ところが、

映画を鑑賞した人からは、酷評する口コミが目立っている状況です」(映画ライター、以下同)

 原作は、累計発行部数1700万部を超えるギャグ漫画『聖☆おにいさん』。“神の子イエス”と“仏の悟りを開いたブッダ”が東京・立川のアパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描いた人気作品だ。

原作人気はもちろんですが、とにかく役者が豪華なことでも注目されていました。イエス役を松山ケンイチさん、ブッダ役を染谷将太さんが演じ、その他にも、賀来賢人さん、岩田剛典さん、白石麻衣さん、勝地涼さん、窪田正孝さん、仲野太賀さん、神木隆之介さん、藤原竜也さんなど、主役級の役者がぞろぞろと出てきます。主題歌は、飛ぶ鳥落とす勢いの『Mrs.GREEN APPLE』が起用されています

 そんな豪華役者陣を持ってしても口コミは辛辣なものが多くを占めており、なかでも

《福田監督が現場スタッフや俳優を楽しませているのは分かりました》

《制作側が楽しんで作った慰安旅行のような身内が一番楽しめる作品》

《大学生の学祭実行委員のノリを見せられてる》

 と、“内輪ノリがすぎる”という内容の意見が目立つ。

「福田監督の作品は、独特なノリがあります。“福田組”と呼ばれる役者によって繰り広げられる、ゆるくて、良くも悪くもくだらない笑いです。“こんな豪華俳優なのに”というレビューも見かけますが、豪華俳優にくだらないことをさせるのが福田監督のお家芸です。

 これが福田ファンには刺さるし、それを求めて見に行く人は一定数います。普通のtheエンタメを求めて見にいった一般層にとっては、ついていけないノリだったのかもしれません

 口コミも、

《やる気がないなら作るな》

《予想はしていたけど、悪ふざけが続く福田監督の悪い方》

《バカバカしいのはいいのだけれどもストーリーが全然引き込まれなかった》

 といった批判的なコメントのほかに、

《酷評らしいが、個人的に福田監督しか出来ない映像だと思ってる》

《原作とは違う、福田監督じゃないと生み出せない笑い》

《福田監督 天才かよ!》

 という福田監督を讃える投稿もある。

酷評が目立ちますが、福田監督がこれだけの豪華キャストを集められるのもまた事実。それだけいろいろな意味で“すごい人”だということです

 公開して約20日。ここから評価を覆せるか。

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