【写真】豪華キャストの舞台裏の顔が! 『大きな玉ねぎの下で』“エモいい”オフショット
本作は、人気ロックバンド・爆風スランプが1985年にリリースした名曲「大きな玉ねぎの下で」にインスパイアされた作品。
楽曲や映画のタイトルにもある「大きな玉ねぎ」とは、日本武道館の屋根の上に光る擬宝珠(ぎぼし)を指している。ペンフレンドの文通相手と初めて武道館で待ち合わせる淡く切ない恋模様が心地よいバラードソングとなった。のちに「大きな玉ねぎの下で〜はるかなる想い」にリメークされ、15枚目のシングルとしても発売。瞬く間に話題となり、2000年代に入っても多くのアーティストがカバーし、今もなお歌い継がれている。
本作の主人公は、夜はバー、昼はカフェになる「Double」でそれぞれ働くふたりの大学生。将来に希望が持てず就職活動も滞り中な丈流(神尾)と、自分の夢を真っすぐ追うあまり、できない自分が嫌になり葛藤する美優(桜田)。ふたりをつなぐのは、連絡用のバイトノートだけ。業務連絡のみならず互いの趣味や悩みもつづるようになったことで、やがてふたりは素性を知らぬまま、“大きな玉ねぎの下(武道館)”で初めて会う約束をするがー。一方、あるラジオ番組で語られていたのは、30年前の文通相手(ペンフレンド)との淡い恋。顔は知らないけど、好きな人と武道館で初めて会う約束をして…。
今回公開されたのは、キャスト陣がお互いを撮り合ったものや、スタッフが映画の世界観の中でキャスト陣を撮影した計10点のオフショット。
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一方、丈流と美優が出会うきっかけとなる居酒屋での集合写真や、カフェ「Double」でピースサインを決める先輩と後輩コンビの美優と沙希(山本美月)、平成初期にFM雑誌を読んでいる虎太郎(藤原大祐)と大樹(窪塚愛流)らの姿を収めたオフショットは、スタッフ撮影によるもの。リラックスした表情を浮かべるキャスト陣の“エモいい”雰囲気からは、作品のノスタルジックな世界観と温かい人間模様を垣間見ることができる。令和と平成、ふたつの時代で織りなされる、どこか懐かしく本作の魅力が伝わるオフショットとなっている。
映画『大きな玉ねぎの下で』は、2月7日より全国公開。