「撫でて!」と甘える保護猫が家族の心をわしづかみ 公園で保護され、生後2カ月で迎えられた命がつなぐ絆

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2025年01月14日 11:40  まいどなニュース

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お迎え当初、あどけない表情が愛らしいはるちゃん(画像提供:hanaさん)

保護猫「はる」ちゃんが、ずっとのおうちに迎えられたのは2019年8月10日のこと。

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ご縁がつながったのは、X(旧Twitter)ユーザー・hanaさん(@hana40710717)。当時、おうちには、先住猫の「しま」ちゃんが暮らしていました。

人見知りをするしまちゃんのことを心配した飼い主さんは「もうひとり猫を迎えて一緒に暮らせば安心感が生まれて、少しは人見知りが和らぐかもしれない」と考えたのです。

すると、ある日、転機となる出来事がありました。

しまちゃんの保護主さんから「公園の捕獲器で猫が出産し、子猫を保護した」という知らせを受けたのです。飼い主さんは、迷わず、子猫を迎えることにしました。

「社会性が身につくのは、生後2カ月くらいのころ。保護主さんに、それくらいの月齢で譲渡していただくことになりました」

こうして、はるちゃんは、ちょうど生後2カ月のときに飼い主さん家族の一員となりました。

元気いっぱい!お迎え後の生活

はるちゃんは、天真爛漫な女の子でした。おうちに来てすぐ、その愛嬌ある仕草や行動で家族に笑顔をもたらしたのです。

「しまはもちろん、何にでも突っ込んでいくほど元気いっぱい! 止めるのが大変でした。一方、私にべったりと甘えてくれるのがうれしくてすっかり魅了されたのです」

しまちゃんよりもはるかに体が小さい子猫のはるちゃん。まったくひるむことなく、しまちゃんのそばに近寄り、遊ぼうよとアピールしたり、甘えたりするようになりました。

「私に対しても、かまってくれるまで鳴いてアピールします。そのひたむきな姿を目にすると、思わず笑みがこぼれてしまうこともしばしば。とにかく撫でられるのが大好きで、満足するまで『撫でて』と訴えたり、待ち続けたりするのが愛おしいです」

はるちゃんとしまちゃんは、大の仲良しになりました。ふたり、よく寄り添ってくつろぐように。しまちゃんにとっても飼い主さんにとっても、はるちゃんは癒やしそのものとなったのです。

今、飼い主さんが伝えたいこと

はるちゃんは、今年5歳になりました。

飼い主さんは、日々の感謝と愛情をはるちゃんに伝えながら今もにぎやかな日々を送っています。

「はるは、触れ合うのが大好き。そのため、好きなだけもふもふさせてくれるのでとてもうれしいです。『飼い主の愛情を受け止めてくれてありがとう』という気持ちでいっぱいになります。『うちに来てくれて本当にありがとう。みんなでずっと元気に楽しく過ごそうね!』と伝えたいです」

はるちゃんにとって、しまちゃんや飼い主さんの温もりを感じることそのものが癒やしになっているのかもしれません。これからも、家族に見守られながらたくさんの愛情を受けて、元気いっぱいに過ごしていくことでしょう。

(まいどなニュース特約・梨木 香奈)

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