さだまさし、2429万円を能登半島地震被災地に寄付 現地訪問して「いのちの理由」サプライズ披露

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2025年01月14日 18:15  ORICON NEWS

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チャリティーコンサートの寄付金を能登半島地震の被災地に寄付したさだまさし
 シンガー・ソングライターのさだまさしがジャパネットホールディングス代表取締役社長兼CEOの高田旭人氏(※高=たつさき)と共に13日、石川県の輪島中学校などを訪問し、チャリティーコンサートの寄付金約2429万円を被災地の市町村や輪島塗関連協会などに贈った。

【写真】能登半島地震の被災地を訪問し、現地の人を話を聞くさだまさし

 2024年10月に開催された「Japanet presents ハピネスアリーナこけら落とし さだまさしチャリティーコンサート 長崎から、能登へ!」の寄付金総額2429万2737円のうち、輪島塗関連協会6団体へ総額1000万円、珠洲焼創炎会へ500万円を風に立つライオン基金を通じて寄付。能登6市町と石川県の教育委員会には、929万2737円をナガサキピーススフィア貝の火運動を通じて寄付した。

 さだと高田氏は珠洲市陶芸センターや同市のラポルトすず、輪島市のもとやスーパーなどを訪問。各会場では、寄付金・支援品を渡したほか、さだがサプライズで「いのちの理由」を生歌で届けた。

 さだは「頑張っている姿に僕らが逆に勇気をもらえますよね」と語った。

【コメント】
■さだまさし
朝市のあたりや水害のひどかったところにも寄らせていただきました。本当に皆さん、何度も心が折れているんですよね。それでも4月に来たときは手付かずの状態だった場所が更地になっていたり、ちょっとずつやり直そうという気持ちにもなれているのかなと感じました。頑張っている姿に僕らが逆に勇気をもらえますよね。チャリティーコンサートでの長崎の熱気を届けたいと思っていたので、今回こういう形で見ていただけて良かった。日本中で応援している人達はいっぱいいるから、また明日へ向かって頑張りましょう。

■高田旭人氏
今回、実際にこの目で見て、画面を通じて見るよりも本当に大変だなというのを改めて感じました。長崎は平和の象徴の街であり、スポーツやエンターテインメントを楽しんでもらうことが、平和を噛み締めることだと思って長崎スタジアムシティを作ったので、今回こけら落としを通して、能登の皆さんを元気づけることができていれば、うれしいです。戦争や震災は突然、日常が奪われる理不尽なものです。苦しまれている皆さんに対して、私たちができることはわずかですが、ジャパネットとして寄付や支援品、応援のメッセージなどをしっかりお届けしていきたい。震災からの復興はまだまだ道半ばですが、前向きに取り組まれている皆さんのことをBS10などを通して、伝えていくことも継続して行なっていくこともお約束します。

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