大井川鐵道「100万円きっぷ」創立100周年で発売、コイン&腕時計も

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2025年01月14日 18:31  マイナビニュース

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大井川鐵道は14日、創立100周年の記念商品を発表した。3月10日に創立100周年を迎える同社は、「純金製100万円きっぷ」をはじめとする高価格帯商品をオンラインショップ限定で販売する。


「純金製100万円きっぷ」は、大井川本線の電車およびSL列車が2026年3月31日まで乗り放題(SL列車は自由席に乗車可能)となる商品。純金製のきっぷにシリアルナンバーが刻まれている。販売額は100万円。1月10日から受付開始する。完全受注生産のため、手もとに届くまでに4〜5週間を要する。夜行列車など特別企画列車には利用できない。



「創立100周年記念コイン」も、1月10日から受付開始する商品。表面には1935年に導入された蒸気機関車C12形を模して自社発注した「C121」、裏面には1926〜1927年に建築され、現在も使用している新金谷駅駅舎をデザインしている。200枚限定生産でシリアルナンバー入り。販売額は1万円。3月上旬の発送を予定しているという。


記念腕時計もラインアップに加わる。種類は「クラシック(黒)」と「ダイバーズ(黒・青・赤)」の計4種類。販売額は「クラシック」3万2,000円、「ダイバーズ」3万5,000円となる。文字盤に大井川鐵道の社紋とレールをデザインし、文字盤枠に大井川本線の駅名をデザインした。裏面にシリアルナンバーが刻印される。製造は東京・銀座の鉄道模型商品専門店「天賞堂」が担当。受注生産のため、手もとに届くまで4〜5週間を要する。



同社初の「名刺乗車券」も販売される。1セット100枚入りで、販売額は1万2,000円。表面に自分の名前やメッセージを入れることができ、裏面に大井川本線金谷〜川根温泉笹間渡間の任意区間で1回限り利用できる乗車券が印刷されている。使用期限は2026年3月31日までだが、特別企画列車は利用できない。使用後は回収されるとのこと。


その他、創立100周年記念ツアー「鳥塚社長と行く ぶらり途中下車の旅 合宿編」を2月1〜2日に開催する。新金谷駅を11時52分に発車するSL急行「かわね路1号」に乗車し、下車後はミステリーツアーに。「グランピング&ポート結」で宿泊する。2月2日は鳥塚亮氏(大井川鐵道代表取締役社長)の記念講演を行う。定員は最大12名。詳細は後日、大井川鐵道公式サイトで発表される。(佐々木康弘)

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