アストンマーティン、2025年もテスト兼リザーブドライバーにドルゴヴィッチを起用

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2025年01月14日 18:40  AUTOSPORT web

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2024年F1メキシコシティGP フェリペ・ドルゴヴィッチ(アストンマーティン)
 アストンマーティンは、2022年に始まったフェリペ・ドルゴヴィッチとの契約を延長し、2025年のF1シーズンもテスト兼リザーブドライバーとして彼をチームに残すことを認めた。

 2022年のFIA F2選手権で、選手権2位のテオ・プルシェールに101ポイント差をつけてタイトルを獲得した24歳のブラジル人は、アストンマーティンのドライバー育成プログラムに加入した。それ以来、ドルゴヴィッチはチームにとって貴重な戦力となり、元F1ドライバーのストフェル・バンドーンとともにテスト兼リザーブドライバーの任務を分担してきた。

 ドルゴヴィッチの役割には、5回のFP1セッションと3回のシーズン後テストへの参加が含まれており、彼はモータースポーツの最高レベルで貴重な経験を積むことができた。注目すべきは、自転車事故で負った怪我から回復中だったランス・ストロールの代わりに、ドルゴヴィッチが2023年のプレシーズンテストに参加したことだ。

 ドルゴヴィッチはF1での活動以外にも、アクション・エクスプレス・レーシングのキャデラックLMDhを駆り、ジャック・エイトケン、アール・バンバー、フレデリック・ベスティとともに、近々開催されるデイトナ24時間耐久レースに出場する予定だ。

「テスト兼リザーブドライバーとして、3シーズン目もアストンマーティン・アラムコに残れることをもちろんうれしく思う」とドルゴヴィッチはコメントした。

「このチームには大きな勢いがあり、一緒に何を達成できるか楽しみだ。最新のシミュレーターを含むAMRテクノロジー・キャンパスの素晴らしい新施設は、ここでの野心を示しているし、僕はアストンマーティン・アラムコの長期的な成功に貢献することを約束する」

「いつものように、チームの継続的なサポートに感謝したい」

 アンディ・コーウェルがチーム代表に就任したことを受け、最近チーフトラックサイドオフィサーに変わったマイク・クラックも、ドルゴヴィッチの貢献を高く評価した。

「フェリペは加入以来、我々のチームにとって欠かせないメンバーであり、2025年も彼と仕事を続けられることを非常にうれしく思っている。彼は本当に貴重な存在だ」とクラックは語った。

「特にシミュレーターやテストセッション中の、舞台裏での彼の貢献は非常に貴重なものだ。彼はステアリングを握って決してミスをしない」

「フェリペの献身とフィードバックは我々の進歩に重要な役割を果たしており、彼がチームの一員として今後も大きな影響を与え続けると確信している」

「今後のデイトナ24時間レースでの彼の幸運を祈っている」

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