『仮装大賞』の萩本欽一に「しんどくて見てられない」視聴者沈痛の“老いムーブ”

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2025年01月14日 21:00  週刊女性PRIME

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欽ちゃんこと萩本欽一

 1月13日に放送された『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞 100回記念SP』(日本テレビ系)にて、欽ちゃんこと萩本欽一のふるまいが波紋を呼んでいる。

『欽ちゃんの仮装大賞』シリーズは、1979年にスタート。放送開始から45年を超える長寿番組だ。2002年からは当時SMAPメンバーだった香取を迎えてのダブルMC体制となった。

 今大会は開催100回目となり、トニセンこと20th Centuryの坂本昌行、長野博、井ノ原快彦が一般参加者と同様にオーディションを経て参戦するなど、記念大会に相応しい盛り上がりを見せた。

欽ちゃんの毒舌に隠された意図

 その中で司会の欽ちゃんが発するコメントに違和感を覚える視聴者が少なくなくなかったようだ。番組の様子を制作会社ディレクターが振り返る。

「萩本さんは、出演者のパフォーマンスに対し毒気を感じさせる厳しいコメントを次々と連発していました。このふるまいが批判を集めているのです」

 ネット上では《毒舌ながら優しい》といった好意的なコメントがあるものの《仮装大賞、欽ちゃんがただの老害みたいに喚いてて見るの辛い》といった声もあり、賛否両論となっている。
                      
 ほかにもネット上では《欽ちゃんの仮装大賞、欽ちゃんが本当に老害ムーブしかしなくて、しんどくなって見てられなくなった。好きだったタレントや芸能人が、老いてくのは仕方の無いことだけど、引き際というか、晩節を汚すようなムーブしちゃうのは良くねえなーという気持ちでいる》といった指摘や、『アッコにおまかせ!』(TBS系)内での、やり投げの北口榛花選手への「トド発言」などで“老害”批判が向けられる和田アキ子と並べる声も。

 萩本は1941年生まれの83歳。テレビに出られていること自体が驚異的と言われる年齢だろう。萩本が見せた“塩対応”には演出上の意図もあると前出の制作会社ディレクターが続ける。

「『仮装大賞』は家族で見られるアットホームな番組として高い人気を誇ります。ある時期にはほとんど不合格者が出ない“ヌルい”番組になっていました。しかし最近は、審査を厳しくして番組に“締まり”が生まれたと評価する声もあります。萩本さんのコメントも番組の方向性や演出を意識したものでしょう

 とはいえネット上では、《仮装大賞という番組は、見れば見るほどますます好きになっていき、欽ちゃんはどんどん嫌いになっていくわ》と番組のイメージアップと引き換えに、欽ちゃんのイメージが悪化しているという指摘する声も見受けられた。

 2021年の放送の際には番組中に突如“勇退”を宣言し、その後の日本テレビの説得によって2024年に復帰した欽ちゃん。これからも時代とのバランス調整に頭を悩ますことになりそうだ。

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