民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、2024年の倒産件数は、前の年から15%増えた1万6件でした。
3年連続の増加となっていて、1万件を超すのは2013年以来、11年ぶりです。
なかでも目立ったのが飲食業の倒産。食材の高騰や人件費の上昇を背景に、ラーメン店や焼き肉店などの飲食業では、11%増加の992件となり、過去最多を更新しました。
東京商工リサーチ 情報部 坂田芳博課長
「コロナ禍から普段の平時の状況に経済環境が戻ってきている中で、ついてこられない企業が脱落している。できる企業と業績悪化から立ち直れない企業の二極化が進んでいく」
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