俳優の広瀬すずが主演を務める、TBS系金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(24日スタート 毎週金曜 後10:00)に成田凌の出演が決定した。昨年末に解禁となったポスタービジュアルでは、ずらりと並んだキャスト陣の中で唯一大きな葉で顔を隠され、SNS上などでさまざまな憶測を呼んでいた“疑惑の人物”の正体が明らかとなった。
【写真多数】初回の見どころ…場面カットを先行公開! 本作は、浅見理都の同名漫画を原作に、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫るヒューマンクライムサスペンス。父が遺した手紙には“冤罪”の文字が…。事件の真相に迫るとき、現在と過去の2つの事件が複雑に交錯していく。
TBS連続ドラマへの出演は、火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)以来、約8年ぶり2作目となる成田が演じるのは、本作の物語の根幹に関わる重要人物・遠藤友哉。心麦の父・春生が22年前の資産家一家惨殺事件の犯人として逮捕し、死刑囚として服役中の遠藤力郎(酒向芳)の一人息子だ。
事件を機に春生を恨み、クリスマスイブの夜に山下家に放火し春生を殺害したとして、事件直後に逮捕される友哉。しかし春生が遺した手紙には、友哉を名指しで「冤罪」だとする記述が残されていて…。自身が殺されることを予期したかのような手紙を遺した春生、そしてそこに記された友哉の名前。はたして友哉は本当に春生を殺したのか? 逮捕後、黙秘を続ける友哉が胸に秘める真実とは?
■第1話のあらすじ
カップルや家族連れが行き交い、街が華やぐクリスマスイブの夜。大学生の山下心麦は2人きりの家族である父・春生と、なじみの屋台のラーメン店で肩を並べてラーメンを食べていた。「クリスマスなのに付き合ってくれてありがとう」とうれしそうな春生を前に、気恥ずかしいながらもささやかな幸せをかみ締める心麦。
しかしその夜、春生と別れてサークルの飲み会から帰宅した心麦を待ち受けていたのは、燃え盛る我が家と春生の訃報だった。
最愛の父を失い茫然自失の心麦だったが、春生の殺害犯は早々に逮捕される。その人物は、春生が22年前に逮捕した資産家一家惨殺事件の犯人・遠藤力郎の息子だという。
春生がそんな事件を担当していたことを初めて知った心麦は、突然の事態の進展に実感が湧かないまま、いつものラーメン店を訪れ、店主の染田(酒井敏也さん)から春生が残した一通の手紙を受け取る。するとそこに書かれていたのは、力郎の息子を含む複数の人物の名前と、その者たちに容疑がかかった場合、それは「冤罪」だとする記述で……。