ランボルギーニ初のフルファクトリーLMDhプログラムが、装いも新たにIMSAミシュラン・エンデュランス・カップの2025年シーズン開幕を前に姿を現した。
1月14日、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセは来週デイトナで開幕する新しいシーズンを前に、北米耐久シリーズのトップカテゴリーであるGTPクラスに投入するワークスカー、63号車ランボルギーニSC63の新マシンカラーリングを公開した。
昨年デビューしたリジェベースのLMDhマシンは、ライトグリーン基調のリバリーからイタリア国旗にインスパイアされたトリコロールカラーへと変貌を遂げている。
この63号車ランボルギーニは、“アウトモビリ・ランボルギーニ・スクアドラ・コルセ”の下でIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権内の耐久レースカップにエントリーされ、1月23〜26日にフロリダで行われる開幕戦『デイトナ24時間レース』ではミルコ・ボルトロッティ、ロマン・グロージャン、ダニール・クビアト、エドアルド・モルタラによってドライブされる。
この4名のランボルギーニ・ファクトリードライバーは、セブリング12時間とワトキンス・グレン6時間、インディアナポリス6時間、ロード・アトランタ10時間(プチ・ル・マン)というエンデュランス・カップの残る4つのラウンドで役割をローテーションすることになっている。
2024年に提携したランボルギーニとアイアン・リンクスが別々の道を歩むなか、ウェザーテック・スポーツカー選手権のワークス活動は『SC63』にとって今シーズン唯一のキャンペーンとなる。
なお同プログラムの詳細は、今週末デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われるIMSA公式テスト『ロア・ビフォア・ロレックス24』で発表される予定だ。