上川隆也、愛犬のため物件選びはドッグファースト 犬は存在自体が「愛」

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2025年01月15日 14:10  クランクイン!

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ドラマ『問題物件』に主演する上川隆也 (C)フジテレビ
 本日スタートのドラマ『問題物件』(フジテレビ系/毎週水曜22時)で主演を務める上川隆也。原作は大倉崇裕のユーモアミステリー『問題物件』『天使の棲む部屋 問題物件』(いずれも光文社)で、上川は不動産物件の奇怪な事件を解決する“謎の男”犬頭光太郎役に挑む。劇中でパートナーを組む共演の内田理央や、自身の家のこだわりについて聞いた。

【写真】抜群のコンビネーション! 上川隆也&内田理央「めちゃくちゃ楽しくお話させていただいています」

■新たに演じるのは犬!? 摩訶不思議なキャラクターに挑戦

 黒ずくめの服に黄色のコートという異色のキャラクター・犬頭。不動産会社でクレーム対応の部署で働く若宮恵美子の前に突然現れ、「吾輩は犬である」と冗談めかし、物件に降りかかる難題を次々解決しては、風のように消えていく。上川は「原作の破天荒なキャラクターを活かしつつ、スタッフと議論を重ねてビジュアルや性格、身のこなしまで練り上げています」と語る。物件を舞台にした様々な問題を、ユーモアを交えながら解決する本作だが、共演の船越英一郎いわく「サスペンスコメディーは大変難易度の高いジャンル」。それについて、「天秤の配分なんじゃないかと僕は受け止めています」と上川。

 「ユーモアが重くなっても意味がないし、サスペンス部分が重くなってしまうとユーモアが薄まってしまう。これをどううまい配分で分銅を置いていき、各話ごとにバランスを取りながら楽しんでいただけるものに仕上げるか…。スタッフや共演者のみなさんと一緒になって、尽力していくしかないと思っています」。

 そうした中で心強いのは、「最強のパートナー」と話す恵美子役の内田理央だ。「ご一緒していると、この人は内田さんなのか恵美子なのか、わからなくなるんです。普段の内田さんと劇中の恵美子と、感受性の豊かさにおいては全くずれがない。台本にないセリフをふと発しても新鮮に反応してくれますし、彼女の感性がシーンを厚くしてくれています」と信頼を寄せる。

 ユーモアの部分でも内田の存在が頼りになっているようで、「笑いは仕掛けたもん負けのような気がするんです。今回、内田さんをパートナーとしてお迎えして、何か仕掛けを隠さなくても、このでこぼこコンビのやり取りが自然にドラマのコミカルな要素につながっていくと確信しています」と内田とのコンビネーションについて語った。

■上川家はドッグファースト

 不動産ドラマにちなみ、物件選びの基準は?と尋ねると「ペット可かどうか」と即答。「我が家はドッグファーストで回っているので、住環境が彼女にとってどうかがまず第一義」と愛犬家で知られる上川らしい回答が返ってきた。なお上川家の愛犬は、今回演じる犬頭とは似ても似つかぬ性格だそう。

 「おそらく数時間彼女を観察しても、 犬頭さんとは通じようがないというのが実感です(笑)。だからこそ、自分の中にある概念としての犬らしさに囚われずに、キャラクターに色んなものを持ち込んでいきたいと思っています」。

 役作りの参考とはいかないものの、上川にとって犬は、存在自体が「愛」であると言う。「こと人間と思いを寄せ合った子たちに関して言うならば、彼、彼女らが持っている一途さは、説明するとしたらもうその言葉でしかないと僕は思っています。それはうちの子を見てもつくづく思う部分ではあります」と相好を崩していた。

 ドラマ『問題物件』は、フジテレビ系にて1月15日より毎週水曜22時放送(初回15分拡大)。
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