1月14日、トラックハウス・MotoGPチームがノースカロライナ州コンコードにあるチーム本部にて2025シーズンの体制発表会を行い、2025年のライダーラインアップとマシンカラーを披露した。
トラックハウス・MotoGPチームは、2024年にクリプトデータRNF・MotoGPチームからアプリリアのサテライトチームを引き継ぐ形で発足し、今年で2年目を迎えるチームだ。昨年はミゲール・オリベイラとラウル・フェルナンデスを起用していたが、ヤマハへ移籍したオリベイラに代わり、今シーズンは2024年Moto2チャンピオンである小椋藍が新加入。若いライダーがタッグを組むことになる。
シーズン初年度である昨年は、シーズン前半にアメリカ国旗をあしらったカラーリング、そしてマシンのアップデートに伴いイギリスGP以降はトラックハウスカラーであるブルーの面積が増えたデザインでアプリリアRS-GPを走らせていたトラックハウス・MotoGPチーム。今年はカラーリングを一新し、スカイブルーを基調にイエローとブラックを組み合わせたマシンデザインで2年目のシーズンに挑む。
また、2024シーズンにおいては、オリベイラは新型マシンをライドし、フェルナンデスは旧型マシンからシーズンをスタートして後半戦から新型マシンに乗り換えたが、2025年はシーズン初めからフェルナンデス、小椋ともに最新型のアプリリアRS-GPが支給される。
まずは1月31日から2月2日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われるシェイクダウンテストにて小椋が25年型アプリリアRS-GPを初ライド。その後、同サーキットで2月2日から5日にかけて行われるMotoGP公式テストでフェルナンデスが合流する。この2回のテストを経て、最終的なマシンのデザインは開幕戦のタイGPの前に披露される予定だ。