東京高裁判決は2月13日=衆院選「1票の格差」訴訟
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2025年01月16日 17:01 時事通信社
昨年10月27日投開票の衆院選は人口に比例して議員定数が配分されておらず違憲などとして、三竿径彦弁護士らのグループが東京都内の四つの小選挙区と比例代表の東京都選挙区について選挙無効を求めた訴訟の第1回口頭弁論が16日、東京高裁(鹿子木康裁判長)であった。即日結審し、判決期日は2月13日に指定された。
訴状で三竿弁護士らは、昨年の衆院選で初めて適用された、人口比を重視して定数配分する「アダムズ方式」について、「1票の格差」是正のためには不適当だと指摘。選挙区割りに際して2倍まで格差を容認する法制度も、法の下の平等を定めた憲法に反するなどと主張している。
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