フォルクスワーゲン、現行『ゴルフ』改良版“8.5”を導入。イルミ付きエンブレムやIQ.LIGHTを設定

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2025年01月16日 17:50  AUTOSPORT web

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実用ハッチバックのベンチマークとしてCセグメント市場を牽引してきたフォルクスワーゲンの屋台骨『Golf(ゴルフ)』が、さらなる進化を遂げて登場
 実用ハッチバックのベンチマークとしてCセグメント市場を牽引してきたフォルクスワーゲンの屋台骨『Golf(ゴルフ)』が、さらなる進化を遂げて登場。新インフォテイメントシステムの導入やシャープに刷新された内外装、そして4気筒に統一されたエンジンなどを搭載し、1月10日より発売開始となっている。

 現行で第8世代を数えるベストセラーは、世界的なトレンドである『電動化』『運転支援機能の強化』『デジタル化』の各領域を飛躍的に進化させ、1974年のデビュー以来50年間、たゆまぬ進化を続けてきた。

 その現行モデルに施された改良により、通称“8.5”へと進化を遂げた最新型は、デジタル化の領域をさらに強化するとともに、ヘッドライトや新デザインのバンパー、イルミネーション付きエンブレムを採用し、都会的なエクステリアデザインに磨きを掛けている。

 新たに搭載された新インフォテイメントシステム“MIB4”は、12.9インチの大型タッチディスプレイを採用し、ディスプレイ下部にはバックライト付きのタッチスライダーバーを設置。夜間でのエアコン温度設定や音量設定の操作性を改善するとともに、システム演算処理性能の向上により、地図スクロールなどのレスポンスも向上させた。

 そのMIB4には音声による機能操作『IDA(アイダ)ボイスアシスタント』が搭載されており、インフォテイメントやエアコンなど多くの機能を、音声でコントロール可能に。さらに“Active Advance”グレード、もしくはテクノロジーパッケージ装着車には、ハイビームの照射距離が500メートルに拡大した“IQ.LIGHT”を設定するなど、夜間走行時の安心がより一層高められている。

 従来までエントリーの“Active”グレードには1.0eTSI、同“Style”と“R-Line”には1.5eTSIが搭載されてきたが、この最新型8.5からは3つのパワートレインで排気量は同じ1.5に統一され、48Vマイルドハイブリッドシステムを採用する1.5eTSI直列4気筒ガソリン(85kW/116PSと110kW/150PSの2種類を設定)に加え、デュアルAdBlue噴射機構“ツインドージングシステム”を備える2リッターTDI直列4気筒クリーンディーゼル(110kw/150ps)を搭載する。

 これによりActiveグレードでは直列3気筒から4気筒エンジンへアップグレードされることとなり、出力も4kW/20Nmの強化に。さらにハッチバック伝統のスポーツグレード“GTI”には、最高出力が従来比で20PSアップした2.0リッターTSIの直列4気筒(195kW/265PS)が積まれている。

 すでに千葉県の幕張メッセで開催された東京オートサロン2025の会場にて、先行披露された新型“R”を除き、今回の8.5ではハッチバックとワゴンボディの『Golf Variant(ゴルフ・ヴァリアント)』それぞれで計8グレードを設定。

 最新の運転支援システムである“Travel Assist”やレーンキープ・チェンジのアシストシステムである“Lane Assist”に“Side Assist Plus”などは全グレード標準となり、価格はエントリーグレードのActive Basicから、専用エクステリアやシートを身に纏い、18インチアルミホイールを装着したスポーティグレードR-Lineまで、ハッチバックが349万9000〜475万3000円、同じくヴァリアントが363万9000〜485万6000円に。そしてハッチのみとなる伝統のGTIは549万8000円(いずれも税込)となっている。

フォルクスワーゲン カスタマーセンター:0120-993-199
フォルクスワーゲン公式サイト:https://www.volkswagen.co.jp/ja.html

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