あすの追悼式典に出席するため兵庫県を訪問している天皇皇后両陛下は、午後3時半すぎ、神戸市内の兵庫津ミュージアムで震災の被災者と面会し、発生当時の状況や復興への取り組みについてパネルを見ながら会話されました。
被災した男性がボランティアとして避難所を警備したり、理容師として被災者の散髪をした経験を話すと、陛下は「大変でございましたね」と気遣い、皇后さまは「たくさんの方を助けられて」と労われました。
阪神・淡路大震災を経験した 高四代さん
「街のためにボランティアとして一生懸命やることができて私は幸せですと言ったら、『大変でしたね』と。その言葉がグっときました」
これに先立ち、震災の記録を伝える特別展にも足を運ばれた両陛下。
あすの追悼式典では陛下がおことばを述べられます。
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