松井秀喜氏、もう一度ユニフォームを着る可能性 巨人軍への熱い想いをテレビ初告白【有働Times】

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2025年01月17日 05:00  ORICON NEWS

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『有働Times』に出演する(左から)松井秀喜、有働由美子(C)テレビ朝日
 フリーアナウンサーの有働由美子がMCを務めるテレビ朝日系情報番組『有働Times(タイムズ)』(毎週日曜 後8:56)は、19日に特別企画「レジェンド&スター」の第3弾を放送する。今回は、読売ジャイアンツやニューヨーク・ヤンキースで活躍した、球界のレジェンド・松井秀喜氏が登場する。

【写真】ニューヨークで松井秀喜氏の取材を行った有働由美子

 現在、ヤンキースのGM付特別アドバイザーとして活動している松井氏。今回、有働は松井氏に会うためニューヨークへ。1992年、ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。3度の本塁打王や打点王などに輝き、チームの主軸として活躍した。2003年、FA権を行使し、MLBの名門・ニューヨーク・ヤンキースへ。メジャー挑戦から3年連続100打点以上、2年目には日本人初となる30本超のホームランを打つ。そして2009年のワールドシリーズでは、3本のホームランを放つなどしてチームを世界一に導き、日本人初となるMVPにも輝いた。

 そんな偉大な功績を誇るホームランバッター・松井氏が、大谷翔平選手のバッティングを徹底解析。「彼のバッティングで技術的に好きなのは、打つ瞬間の手の位置」だと語るが、その言葉の意味とは。

 インタビューでは、約20年のプロ野球人生の中で遭遇した“忘れられない瞬間”も明かす。2009年、ワールドシリーズでMVPを取ったにもかかわらず、ヤンキースとの契約更新がなかった松井氏。活躍の場を求め、2010年にエンゼルスへ移った。

 ところが、移籍後初のヤンキーススタジアムでの試合で松井氏を待っていたのは、元チームメイトやスタンドのヤンキースファンから熱い祝福がおくられた、“優勝記念リングの贈呈セレモニー”だった。

 その感動の瞬間を振り返り、松井氏は「私、プロ野球をちょうど20年やりましたけど、ユニフォームを着て球場で涙が出そうになったのは、あの一瞬だけでしたね」と感慨深げに語る。さらに、特別な友情で結ばれた盟友、デレク・ジーターのことを「彼は野球選手である以前に人間として素晴らしい。彼との出会いはラッキーだった」と打ち明ける。

 また今回、松井氏はアメリカでの子育てについても話すほか、実は「すごく短気で、心にすぐ火がついちゃう…」と自身の性格を分析する場面も。有働は甲子園で伝説となった5打席連続敬遠シーンを例にあげ、「松井さんは“5連続敬遠”のときも、(感情を)顔に出さずに常に冷静。元々穏やかでそういう(落ち着きが)備わった人なのかと(思っていた)…」と驚くが、常に冷静沈着で平常心を失わない、松井氏の心がまえはいったいどのように生まれたのかもひも解く。

 さらに、恩師・長嶋茂雄氏への思いも激白。ほぼ毎日、直々に素振り練習を指導し、ヤンキース時代も自身を奮い立たせてくれた長嶋氏は松井氏にとってどんな存在なのか。松井氏が今でも長嶋氏に感謝していることも語る。

 そして最後、有働が「もしオファーが来たらどうしますか?」と、“もう一度ユニフォームを着る可能性”について問いかけると、松井氏はテレビカメラの前で初めて、古巣・ジャイアンツへの熱い想いを告白。松井氏は“指導者としての今後”をどのように見据えているのか。松井氏がこれまで、そしてこれからをじっくり語るインタビューとなっている。

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