アロンソ「2026年がF1キャリア最後のシーズンになるだろう」引退後の計画はダカールラリー再挑戦

0

2025年01月17日 08:10  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

2024年F1第8戦モナコGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
 2度のF1チャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、2026年がF1キャリア最後の年になる可能性が高いとして、F1引退後には、ダカールラリーに再び挑戦したいと語った。

 2025年にはアストンマーティンでエイドリアン・ニューウェイが仕事をスタートし、今後、チームの競争力が向上することが期待されている。しかし、今年44歳になるアロンソとアストンマーティンとの現契約は2026年末までとなっており、その年の状況によってF1活動を継続することも考えるが、現時点では2026年末で自身のF1キャリアが締めくくられるものと考えていると、アロンソは語った。

「2026年はおそらく僕にとって(F1での)最後のシーズンになるだろう。少なくとも今の時点ではそうだと思う。僕の現契約は2026年末までだからね」とアロンソ。

「そのころに自分のモチベーションがどういう状態になっているのか、分からない。もし2026年シーズンがうまくいって、もう1年残る可能性があるなら、オープンに考える。事前にその可能性を閉ざすつもりはない。でも、シーズン初めにそれを想定するつもりはない。」

「高い期待を持ってシーズンに臨むつもりだ。将来に向けて多くのことを計画することはできないからね」

 F1キャリアを実際に終えた後にやりたいことのひとつとして、アロンソは、ダカールラリーへの再挑戦を挙げた。アロンソはF1から離れていた2020年に、トヨタからダカールラリーに参戦し、サスペンションを破損するアクシデントや砂丘での横転などでタイムをロスしたものの、13位完走を果たした。この時アロンソは、「すべてが本当に楽しかった。また戻ってくると思う」とコメントしていた。

 その時の気持ちは変わっていないようで、アロンソは最近、「達成したい課題のひとつは、ダカールラリーでの優勝、あるいはラリー全般での勝利だ」と語った。

「ラリーカーでは、(F1とは)全く異なるテクニックが求められる。僕はレースが大好きで、ある日突然レースをやめてしまうようなことは不可能だと思う。でも、競技は続けるつもりだ。ダカールか、それ以外の選手権でね」

    ニュース設定