小林可夢偉がドライブするキャデラックVシリーズ.Rのカラーリング決定。コニカミノルタは撤退

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2025年01月17日 09:10  AUTOSPORT web

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2025年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にエントリーする3台のキャデラックVシリーズ.Rのカラーリング
 今週末に控えるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕前テスト『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス』に先立ち、キャデラックはGTPクラスにエントリーする3台のキャデラックVシリーズ.Rの2025年カラーリングを発表した。

 コニカミノルタの撤退に伴い、DEXイメージングがキャデラック・ウェイン・テイラー・レーシングの両エントリーのスポンサーに就任。一方、ウェーレンはアクション・エクスプレス・レーシングがオペレートする31号車キャデラックのスポンサーを継続する。

 また、HPは2台のWTRキャデラックのアソシエイト・スポンサーに加わった。

 アキュラからのブランド変更となるWTRの10号車キャデラックは、引き続きリッキー・テイラーとフィリペ・アルバカーキのフルシーズンペアがドライブし、40号車にはジョーダン・テイラーとルイ・デレトラズが乗り込む。

 また、今月末の開幕戦デイトナ24時間レースでは10号車にウィル・スティーブンスとブレンドン・ハートレー、40号車にアレックス・リンと小林可夢偉が加わることも発表済みだ。

「キャデラックと、DEXという企業パートナーとともにシーズンをスタートできることを、とても楽しみにしている」とWTRチームオーナーのウェイン・テイラーは語った。

「彼らのサポートを得て、短期間でこの2台のプログラムをまとめることができ、とても幸運に思う。DEXキャデラックの10号車と40号車は素晴らしい」

「今週末、ファンの皆さんに間近で見ていただくのが待ちきれない。デイトナは今シーズンの方向性を決めるイベントであり、我々は好成績を期待している」

 一方、ウェーレンは、フルシーズンドライバーのアール・バンバーとジャック・エイトケンが31号車を駆り、GMプロトタイプをIMSA公認のレースに投入して14年目を迎える。

「キャデラックおよびアクション・エクスプレス・レーシングとの長年にわたる関係をIMSA GTPクラスで継続できることを嬉しく思う」と、ウェーレン・エンジニアリングのエグゼクティブ・バイス・プレジデント、ソニー・ウェーレンはコメントしている。

「このパートナーシップは、8年間にわたり、イノベーション、情熱、卓越性の共有の上に築かれてきた。 2023年の素晴らしいチャンピオンシップシーズンを経て、我々は2025年にチャンピオンシップでの調子を取り戻し、この並外れたベンチャーを定義するチームワークと、最先端のパフォーマンスを披露したいと思っている」

「いつものように、キャデラックとAXRの継続的な協力に感謝しており、今後3年間に何が起こるか楽しみだ」

■“ドリームチーム”のコルベットもカラーリング決定

 また、キャデラックに先立ち、デイトナ24時間のGTDプロクラスに出走するトラックハウス・バイ・TFスポーツのシボレー・コルベットZ06 GT3.Rもカラーリングを発表。シリーズのタイトルスポンサーも務めるウェザーテックが、このオールスター・ラインアップを誇る91号車のメインスポンサーを務めることになった。

 このマシンは、トラックハウス・レーシングのNASCARドライバー、シェーン・ヴァン・ギスバーゲンとコナー・ジリッシュ、インディカーのスター、スコット・マクラフラン、そして長年のジェントルマンレーサー、ベン・キーティングがドライブする。

 イリノイ州ボーリングブルックに本社を置くウェザーテック社は、高級アメリカ製自動車アクセサリー、家庭用品、ペット用ケア製品の大手メーカーだ。

 同社はアメリカのスポーツカーレースで長い歴史を誇っている。2016年に就任したIMSAのタイトルスポンサーの地位は、いまや2030年まで契約延長されている。

「我々は昨年NASCARでトラックハウス・レーシングと関係を築き始め、今年のロレックス24では彼らのスポーツカープログラムに参加することになる」とウェザーテックの創設者デビッド・マクニールは語った。

「スポーツカーファンなら誰でもウェザーテックを知っているし、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイは我々にとって第二の故郷のように感じている」

「(トラックハウスの創設者兼オーナーの)ジャスティン(・マークス)は才能あるチームを結成したと思う。我々は、2025年にレースに出る準備ができている」

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