中谷防衛大臣は中国軍の「東部戦区」の代表団が防衛省を訪問し、両国の部隊間交流が再開したことを明らかにしました。
中谷元 防衛大臣
「(日本側から)中国による我が国の周辺海空域における軍事活動の活発化などに対する深刻な懸念、これを改めて明確に伝達をいたしました」
中谷大臣はきょうの会見で、台湾を取り囲む形での軍事演習を行う中国軍の「東部戦区」の代表団6人が、14日に防衛省を訪れたことを明らかにしました。
代表団はきょうまでに東京の自衛隊中央病院や京都の海上自衛隊舞鶴基地を視察し、防衛省や自衛隊幹部との懇談を行ったということです。
また中谷大臣は尖閣諸島周辺などで活動を活発化している中国側に対し、防衛省側が「相当厳しく言及した」としています。
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今回の訪問は2019年から途絶えていた部隊間交流の再開とされていますが、自衛隊の中国訪問については決まっていないということです。