1月16日からNTTドコモの映像配信サービス『Lemino』で公開されたオリジナルドキュメンタリー『NumberTV』の第12話に、日本人F1ドライバーの角田裕毅が出演している。番組では角田がスクール時代の挫折や、そこからの再起、F1での試練などを語っている。
Leminoで独占無料配信されているNumberTVは、トップアスリートたちの輝かしい『現在』と、それに至るまでの『挫折』をアスリート本人が語るドキュメンタリー番組。全24回が予定されている配信話では、野球の清原和博、体操の内村航平、ラグビーのリーチ・マイケル、サッカーの香川真司など、さまざまな一流アスリートが特集されており、最新回の第12話にF1ドライバーの角田が出演した。
2021年に日本人最年少で世界最高峰の四輪レース、F1に参戦を果たした角田。全日本カート選手権チャンピオンからスーパーFJ、FIA-F4、FIA F3、FIA F2、そしてF1と順風満帆に見えるキャリアだが、その裏には苦悩と挫折の瞬間があった。
なかでも角田は、鈴鹿サーキットレーシングスクール(現在のホンダレーシングスクール鈴鹿)の最終選考会でミスを犯し、スカラシップを獲得することができなかったとき、帰りの新幹線で初めてレースのことで涙を流したと言う。
そこで諦めず、FIA-F4でチャンピオンを獲得した角田は、FIA F3とFIA F2で海外ドライバーとしのぎを削り、F1の舞台へたどり着いた。しかし、そのF1ではルーキーならではのクラッシュやトレーニング不足、コミュニケーションの壁など、さまざまな試練が待ち構えていた。
番組では角田自身がこれまでのキャリアを語ると同時に、父の信彰氏、そして鈴鹿サーキットレーシングスクール時代の校長である日本人初のフルタイムF1ドライバー、中嶋悟が当時の印象を振り返っている。
角田が特集された『NumberTV』の第12話は、映像配信サービス『Lemino』で独占無料配信中だ。視聴やプレゼントキャンペーンなどの詳細については公式サイト(https://lemino.docomo.ne.jp/ft/0000063/)をチェックしてほしい。