韓国の大ヒット映画『オオカミ狩り』制作会社が再び放つ問題作、映画『デビルズ・ゲーム』から、チャン・ドンユンが挑んだシリアルキラーの狂気ぶりがうかがえる本編冒頭映像が解禁された。
ドラマ「ノクドゥ伝〜花に降る月明り〜」や『オオカミ狩り』などで活躍してきたチャン・ドンユンは、これまでの爽やかなイメージを脱ぎ捨て、ボザボサなパーマヘアとポップでワイルドなファッションで、シリアルキラー・ジニョクへと変貌。
一方、手段を選ばない刑事・ジェファンを『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』や「トリガー ニュースの裏側」など、コメディからノワールまでジャンルを問わない実力派俳優オ・デファンが演じ、コミカルなイメージを払拭。そんな2人が一人二役を演じて引き起こした化学反応は、まさに本作の見どころだ。
解禁された冒頭映像では、ジニョク(チャン・ドンユン)率いるサイコパス殺人鬼集団がガイコツのようなボディペイントで現れる衝撃的な場面から始まる。
全員の体に施された奇妙なボディペイントは、その鮮やかな蛍光色が幻想的な世界観を演出しており、冒頭から引き込まれる映像になっている。
<映像には衝撃的なシーンがあります。ご注意ください>
併せて解禁された場面写真には、解体ショーの動画配信をしながら、ナイフを握り死体の解体に取りかかるジニョクの姿が。
ブラックライトに反応して光るフェイスペイントに不気味さが味わえる場面となっている。ジニョクの高揚した姿は、まさに殺人ゲームを楽しむサイコパスそのもの。
まるで芸術作品を生み出すかのように死体に丁寧にペイントを施していくその場所に、刑事ジェファン(オ・デファン)の義理の弟であるスンヒョン(キム・テギョム)の姿が。ようやく殺人犯の居場所を突き止めたスンヒョンにジェファンは「犯人の逃げ道を塞げ!近づくな」と電話で指示をするも…。
ブラックライトを駆使したオープニングやジニョクと一味たちが殺人を犯す時に流れるヒップホップ音楽「Devils' On」は、祈祷師が行う宗教的儀式のイメージによるもの。死体を解体するという儀式を行うときに流れる、奇妙で不快な耳にこびりつく楽曲となっている。
殺人鬼たちの精神を混迷し、陶酔させ、奇怪な雰囲気を醸し出す衝撃的な本編映像。ここから、物語は“前代未聞のボディチェンジ”という衝撃的な展開へと進んでいく。
『デビルズ・ゲーム』は3月7日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開中。
(シネマカフェ編集部)