フジ社長会見、記者クラブ側はネットメディアや週刊誌などの参加要求も認められず

フジテレビは17日、都内の同局で1月度の定例会見を行い、一部週刊誌で社員の関与が報じられた中居正広（52）を巡る女性トラブルについて説明を行った。

港浩一社長（72）ら役員5人が出席し、第三者の弁護士を中心とする調査委員会のを立ち上げを明言。港社長は冒頭で「多大なご心配、ご迷惑をおかけし、説明ができていなかったことをおわびします」と謝罪。昨年12月に報道が出て以降、同局が会見を開くのは初めて。具体的な対応などに関する質問には調査を理由に回答を控えることが多く、約1時間43分にも及ぶ会見は終了した。

○…今回の会見は1月度の定例社長会見を前倒しする形で行われた。16日午前に開催が発表され、急きょの実施。港社長をはじめ、犬竹紳晃常務取締役、川島徳之専務取締役、石原正人常務取締役、小林毅専務取締役が出席した。質問が途切れるまで1時間43分行われ、19社33人の記者が参加。これまでも希望があれば質問のできないオブザーバーとしてNHKと在京キー局が出席することはあり、この日は全局が足を運んだ。クラブ側は局にネットメディアや週刊誌など加盟社以外の参加も求めていたが、認められず。会見終盤にはクラブ代表者が「オープンな開催を求めましたが、定例記者会見という形でやりたいということで、やや押し切られた感覚があります。今回の会見は非常に残念だと思っていることを皆さん方に伝えたい」と語り、フジテレビ側は「検討させていただきます」とコメントした。