政治団体「都議会自民党」解散へ 会派は維持　パーティー収入不記載で会計担当者を略式起訴

会計担当者がパーティー収入の一部を政治資金収支報告書に記載しなかったとして略式起訴された事件を巡り、政治団体としての「都議会自民党」の解散が決まりました。

都議会自民党　小松大祐 幹事長
「我々、所属議員一同、ずさんな政治資金管理を永久に排除することをお誓い申し上げる」

「都議会自民党」の幹部は昨夜、会見で会派としては維持するものの、政治団体としての「都議会自民党」は解散すると発表しました。

政治団体「都議会自民党」の会計担当者は、政治資金パーティーの収入などおよそ3500万円を「都議会自民党」側の政治資金収支報告書に記載していなかったとして、東京地検特捜部にきのう、略式起訴されました。

会見で、幹部は不記載が始まった時期については「不明」としたほか、不記載があった都議の名前や人数も明かしませんでしたが、都議の名前や人数については23日までに収支報告書を訂正し、公表するとしています。