キャデラック・ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)は、病気となったアレックス・リンが第63回ロレックス24・アット・デイトナ(デイトナ24時間レース)を欠場すると発表した。
この英国人ドライバーは、フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕戦で、40号車キャデラックVシリーズ.Rをドライブする予定だった。
この発表は、1月25〜26日のレースに先駆けて行われる3日間の公式テスト『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス』の走行初日となる1月17日(金)にされたもの。
デイトナ24時間レースでは、ほぼすべての陣営が4名のドライバーを登録するが、同チームはレギュラードライバーのジョーダン・テイラー、ルイ・デレトラズ、そしてデイトナにスポット参戦する小林可夢偉の3名編成へとラインアップを縮小することを決断した。
なお、このテスト初日の2セッションで、リンはラップタイムを残していない。
「40号車キャデラック・ウェイン・テイラー・レーシングVシリーズ.Rのドライバーであるアレックス・リンは、ウイルスに感染したため、第63回ロレックス24・アット・デイトナには出場しない」とチームはその声明に記している。
「チームは、ドライバーのジョーダン・テイラー、ルイ・デレトラズ、小林可夢偉でレースに挑む」
「キャデラック・レーシングとウェイン・テイラー・レーシングはアレックスの早期回復を祈るとともに、(IMSA第2戦の)セブリング12時間レースに彼が戻ってくるのを楽しみにしている」