デイトナ24時間に参戦する全車登場の公式テストがスタート。初日最速はBMW、太田組アキュラが2番手

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2025年01月18日 12:40  AUTOSPORT web

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公式テスト初日の最速車となった24号車BMW MハイブリッドV8(BMW MチームRLL)
 1月17日、アメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の公式テスト『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス24』がスタートした。テスト初日となった金曜日はふたつの走行セッションが実施され、午後のセッション2において24号車BMW MハイブリッドV8(BMW MチームRLL)がこの日のトップタイムをマークしている。

 ドリス・ファントールがステアリングを握った24号車BMWは、15時から2時間にわたって行われたセッションの序盤に1分35秒424を記録。同枠で2番手につけた太田格之進組の93号車アキュラARX-06(アキュラ・メイヤー・シャンク・レーシング)を0.195秒上回った。

 1分35秒台に入ったのは、セッション2の上位2台とオープニングセッションでトップタイムを記録した60号車アキュラARX-06(アキュラ・メイヤー・シャンク・レーシング)の計3台のみ。午後3番手となった63号車ランボルギーニSC63が1分36秒041でこれらのLMDhマシンに続き、25号車BMW MハイブリッドV8が僅差の4番手となっている。

 トップカテゴリーであるGTPクラスでは、午後のタイムが11時から開始されたセッション1のそれを上回ったが、LMP2クラスにおいてはマルテ・ヤコブセンがドライブし、オープニングセッションで1分38秒673を記録した04号車オレカ07・ギブソン(クラウドストライク・レーシング・バイ・APR)が初日最速のマシンに。

 GTPプロクラスは王者AOレーシングの“レキシー”こと恐竜リバリーの77号車ポルシェ911 GT3 Rが記録した1分47秒775に対し、マクラーレンからマシンをスイッチしたパフ・モータースポーツの9号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2が0.023秒の僅差で続いた。

 同クラスの3番手には81号車フェラーリ296 GT3(ドラゴンスピード)が入ったが、総合順位では9号車ランボルギーニ(26番手)と81号車フェラーリ(28番手)の間にGTD最速車となった32号車メルセデスAMG GT3エボ(コルトフ・コンペティション・モータース)が割り込んでいる。タイムは1分48秒237だ。

 開幕前の公式テスト2日目となる18日(土)は、午前と午後に加え夜間の計3セッションが予定されており、開始時刻はセッション3が11時15分(日本時間:翌1時15分)、セッション4が15時10分(翌5時10分)、セッション5は18時30分(翌8時30分)となっている。

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