坂東龍汰“母”南果歩からのサプライズに感激 抱擁交わす「南さんのお言葉がなかったら演じきれなかった」【君の忘れ方】
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2025年01月18日 16:49 モデルプレス
【モデルプレス=2025/01/18】俳優の坂東龍汰が18日、都内で行われた映画「君の忘れ方」公開記念舞台挨拶に、共演の⻄野七瀬、南果歩、メガホンをとった作道雄監督とともに登壇。南からのサプライズレターに感動する場面があった。
【写真】坂東龍汰&西野七瀬が仲良く密着◆坂東龍汰、”南果歩からのサプライズ手紙に感動
イベントでは、坂東にサプライズで母親役を演じた南から手紙が送られる一幕もあり、「えっ、えっ!うそ…」と目を丸くする坂東に、南は「撮影の待ち時間に、あなたは自身の生い立ちを私に話してくれました。そこでもっと距離が近くなった気がしました」と坂東自身が3歳のときに実母を交通事故で亡くした話などをしたようで、「私も喜怒哀楽の哀を感じやすいタイプですが、あなたの明るさ、人懐っこさはきっと哀しみの力からきているのではないかと感じました。人生の中では喜びを見つけて生きていきたいものですが、私は哀しみや寂しさを知っている人が、本当の喜びを感じ得るのだと思っています」とコメント。続けて、「あなたが今まで感じてきたことすべてが、昴という役に投影されているんだと思います。映画の中でのあなたの居住いは演技を超えるものがありました。よかったね。よい役によいタイミングで出会えたね。母は嬉しいです。私はずっと昴の母としてあなたを見ていくと思います」と語り、「坂東龍汰さま、これからのあなたが楽しみです。体に気をつけて、いろんな役と出会い、自身の人生を豊かにしていってください。期待しています」と朗読した。
これに、坂東は「ありがとうございます。初めてです、こういうお手紙」と感激して南と抱擁し、「南さんとロケバスの待機時間で、お互いの話をした時間をすごく覚えていまして…、そのときまで不安があったんですけど、その不安な気持ちを…救ってくれるお言葉をたくさんかけて…くれて、昴という人間を最後まで生きれるなと思わせてもらいました。南さんのお言葉がなかったら、演じきれなかったんじゃないかなと思っています。ありがとうございます」と感動して言葉を詰まらせつつ、南に感謝。会場は温かい拍手に包まれた。
◆坂東龍汰主演「君の忘れ方」
本作は、“死別の悲しみとどう向き合うか”をテーマに、恋人を亡くした青年が、大切な人を失った人たちに寄り添う「グリーフケア」と出会い、自らと向き合う姿を描いたヒューマンドラマ。ラジオの構成作家で、結婚を目前に恋人を交通事故で亡くしてしまう森下昴を坂東が、フードコーディネーターで、亡くなったあとに物言わぬまぼろしとして昴の前に現れる柏原美紀を西野が演じる。(modelpress編集部)
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