坂東龍汰、西野七瀬との共演に驚き「最初にフッと顔が浮かんだ」 監督と役イメージ一致【君の忘れ方】

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2025年01月18日 17:19  モデルプレス

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「君の忘れ⽅」公開記念舞台挨拶に出席した⻄野七瀬、坂東⿓汰(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/01/18】俳優の坂東龍汰が18日、都内で行われた映画「君の忘れ方」公開記念舞台挨拶に、共演の西野七瀬、南果歩、メガホンをとった作道雄監督とともに登壇。キャスティングを聞いた際の感想を明かした。

【写真】坂東龍汰&西野七瀬が仲良く密着

◆坂東龍汰、キャスティングで西野七瀬をイメージ

本作は、“死別の悲しみとどう向き合うか”をテーマに、恋人を亡くした青年が、大切な人を失った人たちに寄り添う「グリーフケア」と出会い、自らと向き合う姿を描いたヒューマンドラマ。ラジオの構成作家で、結婚を目前に恋人を交通事故で亡くしてしまう森下昴を坂東が、フードコーディネーターで、亡くなったあとに物言わぬまぼろしとして昴の前に現れる柏原美紀を西野が演じる。

本作が公開された心境を尋ねられた坂東は「嬉しいですし、岐阜でこの映画を撮っているときは、こういう景色は想像できていなかったので、こうして昨日初日を迎えて、今日こんなにたくさんのみなさんに足を運んでいただけて感無量でございます」とコメント。キャストの3人は今回が初めての共演となったが、キャスティングを聞いた際の感想を聞かれると「最初、美紀が誰になるのかって勝手に妄想というか想像をしている中で、最初にフッと顔が浮かんだのが西野さんで、絶対にピッタリだなと思ったんですけど“まさかそんな。ありえない”って思っていたら、まさかの監督から『西野さんに決まりました』って連絡をいただいて“ええっ!”って」と驚いたことを明かした。

また、作道監督も「西野さんしかいらっしゃらない」と思っていたそうで、西野は「すごく嬉しいですし、監督と坂東さんのイメージが自然と一致していたというのもすごいことだなと思います」と声を弾ませた。

◆坂東龍汰、映画初単独主演の心境語る

そして、脚本を読んだ際の心境について坂東は「それぞれのキャラクターの背景も描かれているんですけど、一人ひとりの人生をちゃんと読み手に存在させる余白がある脚本だなと思いまして、いろんなところで心が動くというか、感動しながら最後まで読ませていただきました」と語り、「読み終わって、“昴という役を自分がやるのか”ということに対しての責任の重さを感じたのを覚えていますね」と回顧。坂東にとって本作は単独初主演映画となったが、登場シーンも多いそうで「昨日、Twitter(X)を見ていたら、(坂東が)75%くらいは出ていたんじゃないかって」とエゴサをしていたことを明かし、作道監督は「僕もそれを見たんですけど、もっと出てるなと思いました。84%くらい」とコメントして会場の笑いを誘った。

さらに、撮影を振り返っての印象を聞かれた坂東は「昴の主観になって、自分の客観性というものをある種、排除しながらの向き合い方だったんですけど、昴と同じように、僕自身もメンタル的に落ちる瞬間もあったし、上がる瞬間もあって、いろんな山を登っては下りてというすごい旅に、一緒に出ているような感覚になっていました」と打ち明け、「混乱する瞬間もありましたし、監督と同じ気持ちになれているなと感じる瞬間もあって、昴を通して不思議な体験をしてしまったって感じがします」としみじみと語った。

そんな坂東について作道監督は「とにかくお芝居と、彼の性格の2つがあって、お芝居は元から好きで、彼の声が好きだし、全身からきているお芝居と言ったらいいんですかね。立っている下の地面まで彼の空間に見えるような、そんなお芝居をするなと思っていたら、本当にそういうお芝居をしてくれました」といい、「彼の人となりというか、みなさんが好きな坂東くんは、本当にこういう方なんですよ。明るくて、周りをポジティブにしてくれるんですよね。それはある種重たいシーンを撮らないといけない中で本当にありがとうって思っていました」と絶賛。加えて、「撮っていたのは1年以上前で、彼はすでに人気者でしたけど、もっととんでもない人気者になるなと思いました。今どんどん坂東くんの魅力が世にバレていってますが、もっともっとバレるだろうし、彼はもっと唯一無二の俳優になるだろうなと思うし、彼に負けたくないと思っています」と吐露すると、坂東は「ありがとうございます。僕も負けないように頑張ります。精進します」と言葉に力を込めた。(modelpress編集部)

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