木村文乃&SixTONES田中樹が初共演で主演 歴史スペクタクル×本格サバイバルスリラーに挑む【連続ドラマW I, KILL】

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2025年01月19日 05:04  モデルプレス

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木村文乃、田中樹(C)WOWOW
【モデルプレス=2025/01/19】WOWOWと松竹・松竹京都撮影所がタッグを組む初の完全オリジナル企画「連続ドラマW I, KILL」(読み・アイキル/2025年5月放送・配信スタート※全6話)。この度、木村文乃とSixTONESの田中樹がともに主演を務めることが決定した。

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◆木村文乃&田中樹「連続ドラマW I, KILL」主演に決定

2015年から2019年にかけて3部に渡り放送・配信された大ヒットクライムサスペンス「殺人分析班」シリーズ以来約6年ぶりにWOWOWオリジナルドラマの主演を務める木村。本作では、「群凶」と呼ばれる怪物が襲い来る極限の世界の中で、母として血の繋がらない娘・トキを守るために立ち向かう、元忍びのお凛役を演じる。そして、もう1人の主人公として、田中が決定。WOWOWオリジナルドラマ初出演にして主演を務めることとなる。2020年にSixTONESとしてデビューしその並外れた存在感と幅広い表現力で俳優としても注目を集める田中が、人としての意識を保ちながら「群凶」になってしまった謎の男・士郎役を演じる。

物語は、主人公2人をそれぞれ軸にして展開する。崩壊した世界の中で愛する者を守るために闘うお凛と、悲しい運命を背負いながらも、自分が何者なのかを知るために旅をする士郎。2人が出会った時、運命は大きく動き出す。物語が進むにつれ明かされる、お凛が過去に抱える罪と、我が子のように大切なトキへの切なる思い、そして士郎の本当の正体とは。大切なものを守るためにぶつかり合い、裏切り、葛藤する人々の姿を力強く描く。

本作が初共演でありながら、歴史スペクタクル×本格サバイバルスリラーという新たな領域へともに挑む木村と田中。群凶との壮絶なサバイバル・バトルアクションに加え、人間同士が織りなす壮絶な剣戟の立ち回りなど、想像を絶するアクションが盛り沢山の本作で、シーン撮影の直前まで本格的なアクション・殺陣稽古を繰り返し、撮影に臨んだという。

◆「生きる」をテーマに描かれる壮大な人間ドラマ

本作のテーマは「生きる」(I kill/斬る)。天下分け目の戦い・関ヶ原の合戦から35年後。移り行く時代の中でようやく平和な世を取り戻しつつあった日本に突如現れた、人を襲い、喰らう化け物。「群凶(Gun-kyou)」と呼ばれるそれらが発生すると、幕府は密かに討伐衆を派遣し、群凶とその地域を焼き払い隠蔽していた。そんな騒ぎを知らない遠く離れた宿場・多胡宿。忍びであった過去を隠すお凛(木村文乃)は、医師の助手として、血の繋がらない妹のトキとともに平和に暮らしていた。ある日、トキの病気を治す薬をもらうため、遠く離れた村へ旅をすることに。村に着くと、血や人肉などがいたるところに散らばっている。そして、姿形が恐ろしく変わった群凶たちがお凛を襲う。その時お凛は、過去のとある苦々しい記憶を鮮烈に蘇らせる。ここから我が子のように大切な妹・トキを守るための、お凛の壮絶な旅が始まるのであった。一方、人の意識を持ったまま群凶になってしまい、過去を持たず苦しみを抱える“半群凶”の男・士郎(田中)。忌み嫌われ幽閉されていた彼は、自分が何者なのかルーツを知るために、とある人物を探していた。緊迫した生存劇の中で繰り広げられる様々な人間ドラマを通して、現代の人々に本来の「生きる」意味を問いかける。お凛と士郎が闘う先に待ち受ける運命とは。そして、「群凶」が蔓延る世界の中で明かされる衝撃の真実とは。なお、共演陣は今後発表される。

◆日本・京都発の本格サバイバルスリラーで世界に挑む

海外マーケットも視野に入れた意欲作である本作では、気鋭のクリエイターと、数々の名作を長年生み出してきた松竹京都撮影所の一流職人スタッフがコラボレーション。伝統的な様式美と、新たな映像表現の融合に挑戦する。脚本は、映画「正欲」や「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」など、社会的抑圧や差別の中で生きる女性を描いた作品を多く生み出してきた脚本家・港岳彦氏。その他にも、新進気鋭の脚本家・ばばたくみ氏、川滿佐和子氏が参加し、港を中心にこの壮大なオリジナル企画に挑んだ。そして、ポルト国際映画祭で最優秀作品賞を受賞し、スタイリッシュな映像表現を国内外で高く評価されるヤングポール氏がメインの監督を務め、もう1人の監督として、ダイナミックな映像とアクション、人間ドラマの演出に定評のある服部大二監督が参加。特殊造形を担当するのは、「シン・ゴジラ」、「シン・ウルトラマン」、「シン・仮面ライダー」等、日本映画界の特殊造形でトップを走る百武朋氏。さらに、美術を担当するのは2012年「最後の忠臣蔵」、2022年「燃えよ剣」で日本アカデミー賞最優秀美術賞受賞という輝かしい実績を誇る、京都を代表する美術監督の原田哲男氏。海外発の戦国ドラマ「SHOGUN」がエミー賞、ゴールデングローブ賞を受賞し、日本を舞台にした歴史スペクタクルが注目を集める昨今。鎖国前夜の日本をリアルかつ美しく描き出した、恐怖のサバイバルドラマが誕生する。

撮影は2024年10月から11月にかけて、松竹京都撮影所を中心に京都近郊で行われた。かつてない映像表現への挑戦に撮影は苛烈を極めたが、木村は「現場で『できない』とは誰も言わない。『やってみよう』って、ゼロから作り上げる。誰1人の想いも零したくないし、みんなの想いが実るようなシーンを作り上げたい。現場に来る度に毎回『さぁどうしてやろう』という気持ちで1日が始まったのは、現場の皆さんの経験値や技術力を超えた『いいものを作りたい』という波に乗せていただいていたからだろうなと思います」と熱いコメントを寄せた。

田中は日本刀での殺陣の立ち回りや所作など、初挑戦となるだけに、試行錯誤を繰り返したという。また、人の意識を持ったまま群凶になってしまう士郎を演じるにあたり「(人と群凶の間という)塩梅がとても難しかったです。見ている人に違和感や異質感、恐怖感も覚えてもらいたいと思いつつも、士郎という人物を好きになってもらいたい。その両極端な想いが僕の中で存在していました」と語り、「このプロジェクト自体がすごく注目を浴びるものだと思います。今後もお芝居の仕事をさせていただくことがあれば、この経験は、ひとつの自信になるのかも知れません」と作品への想いを口にした。

◆新ティザー映像が解禁

さらに、新たなティザー映像が解禁。先日解禁された映像ではベールに包まれていた主人公・お凛と士郎の姿が明らかになった。圧倒的なリアリティと緊迫感を感じる映像美とともに気になるのは「群凶」の存在。木村は「この作品はおどろおどろしく脅かしにくるとか、わざとグロテスクなシーンを見せるということはありません。群凶は、いわゆるモンスターやクリーチャーではなくて。人が人として生きた結果、群凶になってしまって、死ぬことができずにさまよってしまうという“人間の成れの果て”。ちゃんと人なんです」と熱く語るほど、撮影中に群凶を愛しく感じたという。単なる恐怖のサバイバルスリラーにとどまらない、深みのあるドラマとなっている。(modelpress編集部)

◆木村文乃(お凛 役)クランクアップコメント

「生き抜いたな」と思いました。最後まで皆さんに支えられながらたどり着きました。今回は、実際にやってみないと分からないということが本当にたくさんありましたが、現場で「できない」とは誰も言いません。「やってみよう」って、ゼロから作り上げる。誰1人の想いも零したくないし、みんなの想いが実るようなシーンを作り上げたい。現場に来る度に毎回「さぁどうしてやろう」という気持ちで1日が始まったのは、現場の皆さんが培ってきた技術力や経験値を超えてくる未知の作品に対する「いいものを作りたい」という波に乗せていただいていたからだろうなと思います。

この作品はおどろおどろしく脅かしにくるとか、わざとグロテスクなシーンを見せるということはありません。群凶は、いわゆるモンスターやクリーチャーではなくて。人が人として生きた結果、群凶になってしまって、死ぬことができずにさまよってしまうという“人間の成れの果て”。ちゃんと人なんです。群凶になるまでは人として泣いて笑って喜んで悲しんで、その果てにこうなってしまったと分かる特殊メイクと、演出と、オーディションを勝ち抜いて選ばれた方々が演じていらっしゃるので、好きになっちゃうんです。

物語の中でお凛が自分の生きる道を決めた時に、私も「人生の目標探し」というか、それ自体が「生きる」という意味なのかなと思いました。私のあふれ出て止まらない好奇心と、精神、体力の限界に行き着いた今「これが私の生きる意味だったんだ」と思える作品になったのかなと思えています。

この作品の主人公はかっこいいスーパーヒーローでも、かわいいヒロインでもありません。言いたいことも言わないし、思っていても口に出さない。誰よりも大切に想っているのにそれが空回りしたり。風化しつつある忍ぶ日本人らしさというものを描けたなと思っています。サバイバルスリラーという怖そうな入り口ではありますが、壮大な親子の物語です。人が人から生まれる以上絶対に切れない古からの因縁との葛藤と成長を、時々“群凶”を愛でながら見守って頂けたら嬉しいです。

◆田中樹(士郎 役)クランクアップコメント

このようなジャンルの作品は初挑戦だったので、立ち回りや所作など不慣れな部分のつらさはありました。普段はダンスでも筋肉痛にならないのに、全身が筋肉痛になったり。普段使う体の筋肉も脳もまったく別物だと感じ、グループ活動とはまた違う、色々な試行錯誤を繰り返しました。このプロジェクト自体がすごく注目を浴びるものだと思います。また、本作で初めて僕を知った人たちが、僕のグループ活動にたどり着いたりしてくれたら嬉しいなと思いながら必死にやっていました。今後もお芝居の仕事をさせていただくことがあれば、この経験は、ひとつの自信になるのかも知れません。

士郎は半群凶というキャラクターなので、その塩梅がとても難しかったです。見ている人に違和感や異質感、恐怖感も覚えてもらいたいと思いつつも、士郎という人物を好きになってもらいたい。その両極端な想いが僕の中で存在していました。全6話の中にどう変化をつけながら伝えていくか、士郎のストーリーを作るのも大変でした。そして、まだ詳しくは言えないのですが、さらに「とある挑戦」をしているので、その部分もぜひ楽しみにしていただければ嬉しいです。

「I,KILL」というのは、キーワードでありメッセージだなと僕は感じています。この作品が、恐怖心を煽るだけ、かっこいい立ち回りを見せるだけになってしまう可能性もある中で、「I,KILL」「生きる」というメッセージをブレずに主軸に進めていくことができました。だからこその説得力であり、それこそがこの作品の芯なのだろうなと思っています。

◆ストーリー

1600年。日本を東西に分けて戦った関ヶ原の戦いが終わった、戦火の名残が濃く残る鎖国前夜の混乱期の日本。将軍・徳川が国を統一してから35年後、三代将軍・家光の時代。ある村に突如現れた大勢の人の形をした化け物。皮膚が腐り、爛れ、目が血走っているこの化け物を幕府は群凶(Gun-kyou)と呼んだ。郡凶が発生すると幕府は密かに討伐衆を派遣し、群凶とその地域を焼き払い隠蔽していた。


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