昨年、四期生楽曲『夕陽Dance』で初センターを経験。あどけなくも、どこか大人びた最年少15歳の渡辺莉奈（わたなべ・りな）が、1月20日（月）発売の『週刊プレイボーイ5号』のグラビアに登場。彼女とともに過ごす夕方。青色ではない青春の感情。
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■推しだからこそハードルが高い
――週プレ初登場の渡辺莉奈さん。センターを務めた四期生楽曲『夕陽Dance』を踏襲して、夕景をメインに撮影しました。
渡辺 夕方の制服での撮影が特に好きでした。制服にグレーのコート、チェック柄のマフラーって組み合わせがかわいくてうれしかったです。
――撮影テーマは「王道ヒロイン」。渡辺さんの中でヒロインのイメージは？
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渡辺 みんなの憧れで、魅力がすごくわかりやすいコってイメージです。同期だと正源司陽子や清水理央みたいな、まず明るい笑顔が思い浮かぶような存在というか。私はそういう天真爛漫なタイプではないと思うので、ヒロインらしいコには憧れちゃいます。
――確かに渡辺さんは物静かなイメージですが、それもひとつのヒロインの形ですよ。
渡辺 そう思っていただけるとうれしいです（笑）。割と消極的ですし、ひとりで過ごせちゃうタイプなので、みんなの中心にいる人にはどうしても憧れちゃうんです。
――では、オフの日も基本的にひとりとか？
渡辺 ですね。もともとインドアなんですけど、最近はラーメンにハマっていろいろ巡ってます。福岡県出身なので博多ラーメンが恋しいんですけど、東京でもおいしいお店を見つけようって。
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ひとり行動って、極めていったら面白い人になれそうですし、ディズニーランドとかもひとりで行って、私だけの楽しみ方をみんなに教えられるようになりたいです。
――面白い考え方ですね。逆に「これだけは誰かと」というのはあります？
渡辺 登山とか......？ いや、行かないんですけど、連絡が取れなくなったら怖いじゃないですか。
――ごもっともです（笑）。普段の活動を見ていても、やはりグループ最年少ながら、しっかり落ち着いていますよね。
渡辺 周りの方やメンバーにもよくそう言われるんですけど、自覚はないんです。両親からも、「莉奈がしっかり者って言われてるのは不思議」って。
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――メンバーからはどんなタイミングで言われます？
渡辺 スマホを忘れていったメンバーに「置いてあったよ」って届けたり、少し体調が悪そうなコに頭痛薬をあげたり......とかですかね。今思ったんですけど、私、人のことをよく見ているのかもしれないです。
――特技のひとつにメンバーの�犖慊ゥ皀離泪有瓩�ありますが、そういう視野の広さから生まれているんですね。
渡辺 確かに、かもしれないです！ メンバーを楽屋の端から観察するの、面白いですよ（笑）。
――今年3月には、四期生全員での舞台『五等分の花嫁』の公演が決定。もともと好きな作品だったそうですね。
渡辺 小学生の頃ずっとアニメを見ていた、思い入れのある作品です。しかも、私が演じさせていただく中野三玖ちゃんが当時の推しだったんです（笑）。でも、推しだからこそ自分の中でもハードルが高いですし、日向坂46ファン以外に原作のファンの方も見てくださると思うので、プレッシャーは大きいです。
――なるほど。
渡辺 でも、昨年8月の四期生ライブ（日本武道館）で、「四期生って単位で活動するのは最後かもね」って話をしていたのに、また同期でこうして挑戦させていただけるのはすごくうれしくて。武道館の時期に「四期生を引っ張っていける人間になりたい」と思ったのを、この舞台でかなえられるようにしたいです。
――やっぱり同期に対する思いは大きいですね。
渡辺 そうですね。とにかくポジティブなコが多いので、私も自然とワクワクした気持ちにしてもらえるんです。次こそ四期生だけでの活動は最後だと思って、全員でやり切ります。
スタイリング／谷川夢佳 ヘア＆メイク／ムロゾノケイト（GiGGLE）
●渡辺莉奈（わたなべ・りな）
2009年2月7日生まれ 福岡県出身
身長153.2�僉〃豈娵拭�A型
長所＝きれい好き 短所＝心配性
〇2022年9月、応募総数5万人超のオーディションを突破し、日向坂46に四期生として加入。現在、グループの最年少メンバー。日向坂46の13thシングル『卒業写真だけが知ってる』が1月29日（水）に発売。3月8日（土）から東京・品川で上演予定の舞台『五等分の花嫁』に中野三玖役で出演。
日向坂46公式X【@hinatazaka46】
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取材・文／アオキユウ（short cut） 撮影／酒井貴弘
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