正反対の従兄弟同士が、祖母の死をきっかけに故郷ポーランドを旅する『リアル・ペイン〜心の旅〜』。この度、ジェシー・アイゼンバーグ、キーラン・カルキンらキャスト陣に加え、プロデューサーのエマ・ストーンが個性的なキャラクターと物語を紐解く特別映像が解禁となった。
解禁となった映像では、ジェシー・アイゼンバーグ、キーラン・カルキンに加え、映画『エマニュエル』に出演する日英にルーツを持つ新鋭ウィル・シャープや、『ダーティ・ダンシング』『フェリスはある朝突然に』で知られるジェニファー・グレイらも登場し、劇中で描かれる個性的なキャラクターや物語について解説している。
本作にプロデューサーとして名を連ねるエマ・ストーンの姿もあり「2人の登場人物がとても複雑かつ感動的で、しかも笑える」とジェシー・アイゼンバーグとキーラン・カルキンが演じるデヴィッドとベンジーのユニークなキャラクターの魅力を力説する。
さらに、劇中でベンジーとすぐに打ち解けていく女性・マーシャ役を演じたジェニファー・グレイも「デヴィッドは大人らしく妻子もいる。ベンジーは屈託がなくて子供のよう。だから2人の掛け合いはすごく愉快」と語っている。
映像ではその言葉通り、2人の絶妙な掛け合いがテンポ良く映し出され、思わずクスッと笑えるだけでなく、真逆な性格ゆえにときにぶつかりながらも、互いが抱える“痛み”に静かに寄り添おうとする姿が切り取られた。
ベンジー役を演じ、世界中から絶賛の声が集まるキーラン・カルキンは、本年度アカデミー賞でもノミネートに期待が集まる神がかり的な演技を本作で披露。物語や演じたキャラクターについて「2人が親しかった祖母の死を機に、祖母の故郷ポーランドでツアーに参加する」「ベンジーは人を魅了するが、刹那的で予測できない」と紐解いている。
教養があり温厚なツアーガイドのジェームズ役を演じたウィル・シャープは「祖母を思う2人の悲嘆が見事に描かれる」と明かしており、コメディとしての軽やかさの中で丁寧に描かれる、登場人物たちの揺れ動く感情と繊細な心の機微について言及している。
監督・脚本・製作・出演の1人4役をこなしたジェシー・アイゼンバーグは「2人のいとこの複雑な物語だ。成長した2人の違いが面白い」「何かを感じてほしい、正反対な2人がさまざまな状況で奮闘する姿を通してね」と作品に込めた想いを説き明かした。
『リアル・ペイン〜心の旅〜』は1月31日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)