<陸上:第30回全国都道府県対抗男子駅伝(天皇杯)>◇19日◇広島市平和記念公園前発着(7区間=48キロ)◇47チーム
各賞の受賞者が発表となり、優秀選手賞には5区(8・5キロ)で区間新記録(23分32秒)を樹立した長野・佐々木哲が選ばれた。
佐々木は昨年のU20日本選手権3000メートル2位の実力者。この日は先頭と26秒差の4位で走りだすと、3人抜きの快走で首位に浮上し、後続との差を一気に広げた。従来の区間記録を20秒も更新し、2位と1分4秒差で6区へタスキ渡し。今春から早稲田大へ進学するホープが、長野の4連覇に大きく貢献した。
ジュニアA優秀選手賞は、同区間区間2位の千葉・鈴木琉胤(るい)が受賞。23分45秒をマークし、従来の区間記録を7秒上回った。今春からは佐々木と同じく早稲田大へ進学する。
ジュニアB優秀選手賞は、2区区間賞の神奈川・稲垣翔馴(かいん)が受賞した。従来の区間記録には7秒及ばなかったが、3・0キロを8分21秒で駆け抜け、県勢初の区間賞をつかんだ。
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大会は長野が大会新記録となる2時間16分55秒で11度目の優勝。2位以降は千葉、福島、広島、埼玉、佐賀、福岡、京都が続いた。
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