19日、東京・墨田区で消火活動などについて学べる体験イベントが開かれました。
19日午後、墨田区の「本所防災館」で開かれた参加型のイベントでは、地域の住民らが消火活動や人命救助を体験しました。
参加者はスクリーンに映し出されたバーチャルの炎を的にして消火器の正しい使い方を学んだり、油圧ジャッキを使った救助活動などを学びました。
今年で発生から30年が経った阪神淡路大震災などの教訓を踏まえ、地震後の火災に備えることや、がれきから人命救助を行うことなどを想定しています。
東京消防庁の中島立臣防災部副参事は、「30年以内に70%の確率で起きると言われている首都直下地震に備え、地域の皆様方にも周りの方を助けていただけるような技術を学んでいただけたらと思っています」としています。
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