フリーアナウンサーの宮根誠司がキャスターを務めるフジテレビ系『Mr.サンデー』(毎週日曜 午後10:00)が19日に放送され、フジテレビとタレントの中居正広との女性トラブルを約30分にわたって取り上げた。
【写真】フジテレビ「100分社長会見」の主な論点…トラブルの経緯や対応を説明 この日番組では同問題をトップニュースとして扱い、放送から約30分にわたって、17日に行われたフジテレビの会見を伝えた。港浩一社長らの会見発言内容を詳細に報じたほか、問題の論点をフリップを交えて情報を整理した。
同問題について終始険しい表情を見せていた宮根は「私も週1回のレギュラーを持たせていただいてる出演者。すみません、『またお前偉そうに言うな』って言われるかもしれませんけど、第三者委員会に並ぶ、もしくはもっと厳しい委員会が立ち上がって、丁寧で深い調査というのは必要だと思います。そして、厳しい目線も必要だと思います」と強調。
さらに「結果が出た時点で、フジテレビさんはもうすぐにでもその結果報告を明らかにして、 フジテレビがこれからどうやって変わっていくのかっていうのを視聴者の皆さんが、少しでも納得していただいて初めて信頼回復への第一歩が始まる、
そっから始まるんだという風に感じました」とキャスターとして語った。
一部週刊誌で、中居と女性とのトラブルが報じられた。中居側は、女性とトラブルがあったことを認めた上で、「双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です」としている。
フジテレビ関係者についても言及されており、同局は「内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」と否定。しかし、フジ・メディア・ホールディングスに対し、米投資ファンドが第三者委員会の設置を求めた。
フジテレビ港浩一社長は、17日に前倒して定例記者会見を行い「視聴者、関係者に多大なご心配をおかけしていること、現在まで説明ができていなかったことについておわび申し上げる」と謝罪。第三者の弁護士を中心とした調査委員会を設け、同社社員の関与の有無などを調べるとしている。