今日20日は二十四節気の「大寒」ですが、今週の九州は早くも春を思わせる暖かさになるでしょう。ただ、来週は寒気が入りやすくなり、寒暖の変化が大きくなる見込みです。また、花粉シーズンが近づいてきてます。花粉症の方は対策をしておきましょう。
●今週は「大寒」とは思えない暖かさ
九州は、先週まで寒い日が多くなっていましたが、今週は寒気の流れ込みがおさまり、一気に春を思わせる暖かさになる見込みです。
今日20日の九州は各地とも晴れて、最高気温は九州北部で13度前後、九州南部で16度から17度と平年より高く、過ごしやすい見込みです。
明日21日以降も、九州付近は大陸から進んでくる高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。暖かい空気が入りやすく、最高気温は各地とも平年より高い状態が続く見込みです。特に、23日(木)の最高気温は九州北部で15度前後、九州南部で17度から18度と、3月中旬から下旬並みと桜が咲く頃の暖かさになるでしょう。
今週は「大寒」とは思えないような暖かな晴天が続き、洗濯や布団干しには最適です。
26日(日)は西から気圧の谷が近づき、ゆっくりと天気は下り坂となります。27日(月)は九州の広い範囲で雨が降る見込みです。
●来週は再び冬の寒さ
そして、来週28日(火)から九州付近は冬型の気圧配置に変わり、再び寒気が流れ込むでしょう。30日(木)にかけて、九州北部を中心に最高気温は1ケタになり、冬の寒さが戻る見込みです。
今週から来週にかけては、寒暖の変化がかなり大きくなりますので、体調管理などにお気を付けください。
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●花粉シーズン近づく
ことしも花粉のシーズンが近づいてきました。九州北部の早い所は2月上旬から、九州南部も2月中旬から、スギ花粉の飛散が始まる見込みです。ことしは九州各地とも、スギ花粉・ヒノキ科の花粉の飛散量は、例年に比べて「多い」予想です。
花粉症の方は、早めに花粉への備えをしておきましょう。
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