板垣李光人&中島裕翔“バディ”、撮影通し「信頼関係が生まれている」『秘密〜THE TOP SECRET〜』コメント到着

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2025年01月20日 12:00  ORICON NEWS

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『秘密〜THE TOP SECRET〜』 (C)カンテレ
 俳優の板垣李光人と中島裕翔がW主演するカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『秘密〜THE TOP SECRET〜』(毎週月曜 後10:00)の第1話が、20日放送される。これに先立って板垣と中島から見どころコメントが到着した。

【写真】秘密を明かされ、耳を赤くして照れる板垣李光人

 本作は、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、解決不可能とされていた事件の真相を解き明かしていくヒューマンサスペンス。凶悪・重大犯罪において、被害者および犯人死亡の際、その脳を特殊なMRIスキャナーにかけ、生前の記憶を映像化する「MRI捜査」を行う。

 板垣は第九の室長・薪剛役を、中島はかつての第九メンバーで薪の親友以上の存在だった鈴木克洋役と、後に第九に配属される、鈴木とうり二つの新米捜査員・青木一行役の一人二役を演じる。また2人の大学時代からの友人で、亡くなった鈴木の婚約者でもある解剖医・三好雪子役を門脇麦が演じる。

■主演キャストコメント

▼板垣李光人

――板垣さんにとって薪剛はどんな人物ですか?

本当は繊細で弱い部分がありますが、それを鈴木だけには見せられる、という性格だと思います。撮影が進むにつれて本当に鈴木のことが大切なんだというのを、毎日ひしひしと痛感しています。

――共演する中島裕翔さんの印象を教えてください。

薪という人物を演じる上で鈴木の存在は本当に大きいです。1話のラストの方で薪が初めて鈴木に身を委ねるシーンがありますが、中島さんが演じる、中島さんが作る鈴木というキャラクターにどれだけ助けられたことか。感情的なシーンを演じる時、役とその役者の境界線を超えるような瞬間があります。中島さんが作った鈴木がいたからこそできた、薪剛(の演技)だなと思いました。感謝をしていますし、本当にありがたいと思っています。中島さんとの信頼関係が生まれていると感じています。

――第1話のみどころを教えてください。
全部!と言ってしまえば全部なんですが(笑)初めて原作を読んだ時に自分が受けた衝撃を、ドラマで初めて見てくれる方にも感じていただきたいと思いながら作っています。人間の業の深さやキャラクターそれぞれが背負っている罪の意識や、抱えているものを描くストーリーもみどころですが、映像が本当に綺麗(きれい)です。作品の世界観自体が映画 かな?と思うぐらいすごくクオリティーの高いものを、スタッフの皆さんと共に力を入れて作っています。あまり日本のドラマでは見たことがないようなビジュアル、視覚的なものも楽しみにしていただきたいです。

▼中島裕翔

――一人二役を演じてみての感想を教えてください。

李光人が「鈴木が中島さんでよかった」と言ってくれたことがありました。そんなうれしい言葉はないなと。薪と鈴木、薪と青木という間柄は難しくて特別です。いわゆる「ブロマンス」という言葉、「バディ」という言葉だけでは片付けられない何かがこの2人にはある。それを表現する時、この人(板垣さん)を包み込むというか、本当に信頼してもらって、受け止められる自分でないと、と思っています。薪は強い反面、脆(もろ)さがあるので、鈴木としては包容力、青木としては支える。その2つを持たないとダメだと思い、普段からそのように李光人には接していこうと思っています。

――印象に残ったシーンを教えてください。

捜査を焦る薪を鈴木が諭して2人の意見が対立するシーンです。バディはただの仲良しこよしではなく、ちゃんと意見を言い合える仲、薪と鈴木の関係性が伝わる場面だと思いました。そして後半、薪が人の秘密をますます知り、正義の名のもとに暴いてしまう。これこそ罪ではないのかと泣く場面での、鈴木の演技が難しかったです。どのように薪を優しく抱擁するか。薪と鈴木の関係性がそのシーンにも繋がっていると思い、とても印象的でした。

――初回放送を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。

死者の脳をMRIで解析して捜査するという、誰も考えつかないすばらしい原作を実写化するので、見たこともない映像になっていると思います。映像だけでなくMRI捜査による罪の意識や倫理観の問題もあり、一筋縄ではいかないヒューマンドラマが何層にも折り重なっているのも魅力です。次回が待ち遠しくなる作品なので、ぜひ楽しみにしてください。

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