北村匠海、河合優実、伊藤万理華、毎熊克哉らが出演する映画『悪い夏』のイメージソングに「OKAMOTO'S」の新曲が決定。本ビジュアルと予告編も到着した。
本作は、第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞し、「クズとワルしか出てこない」と話題を呼んだ染井為人の小説の映画化。
今回決定したイメージソングは、「OKAMOTO'S」の10枚目となるオリジナルアルバム「4EVER」(1月22日リリース)収録の「Cheep Hero」。
「OKAMOTO'S」は、北村がボーカルを務める「DISH//」に楽曲提供をしたり、対バンをしたりと親交が深いことから、今回映画側がオファー。すでにアルバムの収録曲として完成していた「Cheep Hero」が映画のために書き下ろされたかのような楽曲だったことからコラボレーションが実現した。
楽曲を生み出したオカモトショウは「映画を観てびっくりしました。あれ!?俺、この曲この映画のために書いたっけ!?というくらい、"悪い夏"の世界観に俺たちのCheep Heroの歌詞の内容やサウンドがピッタリハマっていたのです」「主人公、佐々木守をはじめとして登場するキャラクター達の『ヒーロー不在の世の中でもがき足掻く』感情とリンクしてしまっていたのです。それだけ今の世の中をリアルに生きてる人たちの心に共通する部分が描かれた映画、それに曲だった、というところに尽きると思うのですが、こんな風に音楽と映画がマッチングすることがあるのかと感激しております」と驚きと感動のコメントを寄せた。
予告編では、そんなイメージソングが流れ、北村演じる闇堕ちした公務員・佐々木の姿から始まる。シングルマザー・愛美(河合)と出会い、交際に発展するが、実は金本(窪田正孝)らが裏で糸を引くハニートラップだったことが見受けられる。
そして、アップテンポな楽曲にあわせて、クズとワルが切り取られ、佐々木がもがき叫ぶ姿でラストは締めくくられる。
また、佐々木の顔が大きく配置された強烈なビジュアルも完成した。
『悪い夏』は3月20日(木・祝)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)