いじめの重大事態が過去最多を更新する中、こども家庭庁と文科省は重大事態に至ったいじめについて端緒や深刻化の原因を分析する検討会議の初会合を開催しました。
いじめによって子どもの心身に重大な被害が生じたり、長期欠席したりする「重大事態」の件数は2023年度1306件で、過去最多を更新しました。年間を通して毎日3.6件のペースで新たに発覚しています。
こうした中、こども家庭庁と文科省は大学教授や弁護士などの専門家らと重大事態に至ったいじめの報告書を分析し、その端緒や深刻化の原因を検討する専門家会議をスタートさせました。
検討会議はきょうから来年3月まで行われ、得られた分析や知見について未然防止などに活用していくことを目指すとしています。
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