亀井雄大が2年ぶりに全日本ロードにフル参戦。RT:ジャパン・エム・オートからST1000に挑戦

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2025年01月20日 18:20  AUTOSPORT web

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亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)/2024全日本ロード第1戦鈴鹿2&4 JSB1000
 1月14日、全日本ロードレース選手権に参戦しているRT:ジャパン・エム・オートは、2025年における体制を発表した。シーズン中にスポット参戦を含む計3名のライダーを起用し、ST1000クラスには亀井雄大をフル参戦させることをSNSで明らかにした。

 RT:ジャパン・エム・オートは、1976年設立し広島県西区田方に店を構える株式会社ジャパン・エム・オートが母体となっている。『今までにない新たなカーライフを創造する場所』とし、輸入車や国産車を問わず販売するほか車検や修理、塗装や板金など幅広いサービスを提供している。

 チーム代表および代表取締役社長である村田司氏を主体に、2024年には初めて全日本ロードのST600クラスにフル参戦。鈴鹿サンデーロードレースや岡山ロードレース選手権にも参戦し、村田氏も自らバイクに跨ってレースを戦っていた。

 鈴鹿8耐参戦も目標にしているというRT:ジャパン・エム・オートは、大好きなモータースポーツを盛り上げたいという想いから2025年も全日本ロードに参戦する。チームとして2年目となる今シーズンは、亀井雄大を擁してST1000クラスにフル参戦する。

 ライダーを務める亀井は、2022年まで本田技研鈴鹿製作所に勤めながら、Honda Suzuka Racing Teamより全日本ロードのJSB1000に参戦。2023年は加賀山就臣監督からの打診を受けてYOSHIMURA SUZUKI RIDEWINに移籍し、プライベーターからプロへと転向した。

 ただ、1年限りでチームを離れることとなり、2024年は新規チームのTeam ÉtoileからFIM世界耐久選手権(EWC)にレギュラーライダーとしてしのぎを削った。全日本ロードには、開幕戦鈴鹿2&4レースと最終戦第8戦鈴鹿でJSB1000クラスにスポットで参戦した。

 そんな経験豊富な亀井が、2年ぶりに全日本ロードにフル参戦する。彼とRT:ジャパン・エム・オートにとっても初となるST1000クラスに出場することになる。また、亀井としては2024年後半にもエンジニア兼アドバイザーとしてもチームにも帯同していたとのことで、親しみもあるチームからの参戦だ。

 また、ST1000のフル参戦だけではなく、第5戦オートポリスと第6戦岡山ではST1000クラスに村田氏、ST600クラスに坂本佑心がスポットで出場。坂本は地方選手権にも出走するとのこと。全日本ロードへ2年ぶりにフル参戦する亀井と、RT:ジャパン・エム・オートとしても2年目の挑戦となる2025年シーズンの活躍に注目したいところだ。

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