【写真】『御上先生』初回 開始直後に重大事件発生 視聴者動揺「すごい始まり方…」(ネタバレあり)
本作は高校を舞台に、権力争いや国の思惑、大人社会の要素を入れ込んだオリジナルストーリーの学園ドラマ。
主演の松坂が演じるのは、東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(みかみ・たかし)。とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になった御上だが、現実はほど遠いものだと気づく。「考える」力を身につけるための教育改革も名ばかりで、日本の中枢は改革どころか、自分たちの保身ばかりを考えている。さらには子供たちが未来を夢見る教育現場までも、大人の権力争いの道具に成り下がっていることに気づいていく。
そんななか、新たに設けられた官僚派遣制度によって御上に私立高校への出向が命じられる。実質、エリート官僚にくだされた左遷人事…。しかし御上は、制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいいと自ら教壇に立ち、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。
完全オリジナルストーリーである本作の脚本を担当するのは、第28回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した詩森ろば。松坂とは映画『新聞記者』以来のタッグとなる。そして『アンチヒーロー』、『VIVANT』、『マイファミリー』、『ドラゴン桜』などの日曜劇場作品を担当してきた飯田和孝がプロデューサーを務める。
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そんな若者の熱量あふれる本作の主題歌が、ONE OK ROCKの新曲「Puppets Can’t Control You」に決定し、初回放送で、オリジナルのエンドクレジット映像と共に楽曲が解禁された。
ONE OK ROCKは、これまで北米、ヨーロッパ、アジアでのワールドツアーを実施し、昨年9月からは7都市8公演の過去最大規模のワールドツアー「ONE OK ROCK 2024 PREMONITION WORLD TOUR」を開催、約19万人を動員する成功をおさめ、日本のみならず世界のロックシーンを牽引している。
新曲「Puppets Can’t Control You」は、日曜劇場『御上先生』が挑戦するテーマである「社会の不条理への一石」に共鳴し、この国に生きる人間たちの心の内々に沸き起こる、社会への反感、怒り、燃えたぎるような激しい想いに寄り添った、攻撃的でダイナミックなロックナンバーに仕上がっている。
ONE OK ROCKのTakaは「この楽曲は、プロデューサーからのアツい想いと、このプロパガンダの世界の内側から自分達が起爆剤となってドラマと一緒に想いが届いてほしいという気持ちで、愛をもって提供させていただきました。このドラマを観て、そして曲を聴いて、今もう一度何が正しくて何が間違っているのかを皆さんが考え直すいいキッカケになっていただければ幸いです」とメッセージを寄せている。
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■第2話あらすじ
試験会場で起きた殺人事件と自分がリークした不倫記事は関係がある。御上(松坂桃李)の言葉が気になった報道部の神崎(奥平大兼)は、隣徳学院を辞めた教師・冴島(常盤貴子)に会いに行く。事実が明らかになる中で、神崎の記事について生徒たちに討論させる御上。同じ頃、文科省の塚田(及川光博)と槙野(岡田将生)が、動き出す。殺人事件、不倫記事、隣徳、文科省、これらには一体どんな関係があるのか、そして殺人犯の目的とは―。
日曜劇場『御上先生』はTBS系にて毎週日曜21時放送。
※プロデューサー・飯田和孝のコメント全文は以下の通り。
【飯田プロデューサー コメント全文】
■飯田和孝(プロデューサー)
2020年コロナ禍、自身の本当の想いや感情を共有することが難しかった時代、若者たちが一番熱くなれる学生の時間が、もしかしたら奪われてしまった時代、そんな時に見た「18祭」の動画、ONE OK ROCKの「We are」がこの「御上先生」を作るきっかけでした。共にパフォーマンスする、1000人の18歳の叫び、笑顔、涙に激しく打ちのめされ、若者たちの迸るようなエネルギー、感情、想いをドラマで伝えたいと思いました。同時に、若者たちにとって、真っ直ぐな想いを表現することはとても難しい作業になっていて、それは我々大人たちがそうさせてしまっているのかもしれない、そんな思いが、この「御上先生」の骨格となっています。
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