2025スーパーGTセパンウインターテスト NISMO NDDPの3号車ニッサンZニスモGT500 1月20日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで、スーパーGTのウインターテストの2日目がスタートした。この日は12時から3時間、17時から3時間15分と合計6時間15分のテストが行われた。
1月19日から始まったGT500クラス11台が参加してのテストは、20日が走行2日目。TGR TEAM CERUMOの石浦宏明などこの日からサーキット入りしたメンバーもいたが、前日とほぼ同じ顔ぶれでの走行となった。TGR-D開発車両の90号車には、セパン初走行の大湯都史樹や、今季GT300でドライブする平良響も乗り込んだ。
この日も雲が多かったものの、前日に比べ青空も広がっており、マレーシアらしい暑さのなかでの走行となった。12時から行われたセッション3は前日同様に一度も赤旗中断はなかったが、セッション4の途中TEAM IMPULの12号車ニッサンZニスモGT500がストップしたことで、2日間で初めての赤旗が提示された。12号車はその後コースに戻っており、セッション4は15分間延長されている。
セッション3、4とも各チームが精力的に周回を重ねたが、セッション3で1分49秒923というトップタイムを記録したのはNISMO NDDPの3号車ニッサンZニスモGT500。1分49秒958を記録した14号車トヨタGRスープラGT500が2番手。3番手には1分50秒337でKONDO RACINGの24号車ニッサンZニスモGT500がつけた。
この日も終盤はナイトランとなったセッション4は、ロングランを行うチームも増えはじめたが、STANLEY TEAM KUNIMITSUの100号車ホンダ・シビック・タイプR-GTが1分50秒513で首位。TEAM IMPULの12号車ZニスモGT500が1分50秒685で2番手に。Modulo Nakajima Racingの64号車ホンダ・シビック・タイプR-GTが1分50秒791で3番手となった。ただやはりこの日もメニューがまちまちで、一概には比較しにくいものとなっている。
セパンウインターテストは1月21日はメンテナンスデー。一日挟み、1月22日から後半の2日間が行われる。TGR勢はまた後半は違った顔ぶれとなりそうだ。